ハナとロウソクのコラボ

昨日は「ロウソクの講習会」でした。
20名ほどの参加者が集まり盛況。


元はといえば、お隣りの訓練センターにコンピューターを勉強しに来ていた女の子との出会いが始まり。
二十歳前ぐらいの大人しそうなその女の子が俺に声を掛けてきた。
手にはハナと呼ばれる繊維で作られたコースター。
ハナとはサイザル麻のこと。
昔、地理の授業で習ったな。
ロープの原料だとかなんとか。


まぁ、そのハナをどうにかして売りたいと相談に来たのだ。
同期の女性隊員に連絡をして、彼女の家を訪ねてもらったのだけれど、
そこから少しづつ話が進んで、ロウソクとのセットで販売しようという事に。
というのも、ハナ単品での販売は既に市場が飽和状態であるし、正直それだけで売るのは厳しいと思ったから。
でも彼女の作るハナコースターからは丁寧な仕事ぶりが伺えたし、この商品の良さを理解して買ってくれる人が要るはずだと確信したのも事実。


彼女の家でロウソクも作ってくれたらいいのだけれど、色々な事情で断念。
ということで、ロウソクの共同生産者募集も兼ねて講習会を開いたわけです。
といっても、俺はお手伝いだけど。


出来上がった製品がコチラ。


シナモン・クローブ・カルダモンの香りを移して、
お茶で色を付けた緑のキャンドルと、
シトロネラで香りづけして、
ターメリックで色を付けた黄色いキャンドルの二種類。


それを今日ラッピングして完成。

ハナは販売時はドレスアップの手段で、
使用時はキャンドル置きとして使えます。
キャンドルが燃え尽きたときには、
もちろんコースターとして使ってもらえれば・・・。



どちらもナチュラル志向で優しい香りが特徴。
紅茶で染色したので茶色くなるかと思いきや、
水溶性色素と脂溶性色素の問題なのか、綺麗な緑色になったのは驚き。


かつてのロウソク実験が実を結びつつあります。










最後に『今日の子リス』のコーナー。



オフィスでのひとコマ。
保護してから4日目。
スポイトからミルクを飲むのにも慣れて、かなりがっついてきます。
手の上でおしっこやウンチをするのはご愛嬌。
それはそれで、カワイイもんです。


長くなりましたが、追記。
スリランカ政府(航空会社か?)は今回の震災を受けて、
17日16:30に東京〜コロンボの特別便を飛ばすことにしたようです。
日本に正規に滞在している人は良いとして、
不法滞在者の扱いはどうなるんだろう?
そうとうな数のスリランカ人が不法滞在していると思うのだが・・・。
帰りたいと思う人全員を乗せられるのか?