3年ローン

スリランカの全土を網羅しているバス路線。


しかし、大きな荷物を運んだり、家のすぐそばまで行きたい時なんかは不便。
そんな時に頼れるのがスリーウィル。
『three wheel』つまり三輪車。


子供が運転する奴じゃなくて、いわゆる『トゥクトゥク』ですね。


そのウィール(ランカでは←のように省略することが多い)を、知り合いが買った。
任地で仲良くしてる奴で、21歳のプーたろう。
いろいろな仕事に手を出してはすぐに辞める。
そんな彼ですが、今回ウィールを買って運転手としてデビューするようだ。



料金の方ですが8000ルピーの36ヶ月ローン。
もちろん彼の収入では厳しいでしょう。
支払いはオマーンのマスカットでメイドをしている彼の母親が払うことになりそう。


買ったは良いけれど、ウィールを大事に車庫にしまって運転手としての仕事をしているようには見えない。
『ピリマタラーワのロータリーにでも出て客を拾ってこいよ』
と言うと、
『あそこは殴られるからダメ』
だって。


どうやら縄張りがあるらしく、良い所で客待ちするにはショバ代を払わないとダメみたい。


とにかく、頑張ってください。
俺も頑張ります。








追記:
ちょっと待てよ・・・。
コロンボでウィールを借りて運転手してる人たちって、
一日500〜600ルピー払うって言ってた気がするんだけど・・・。


500ルピー×30日=15000ルピー
600ルピー×30日=18000ルピー


これってウィールのオーナーぼろ儲けなんじゃないの?
ローン組んで、それを又貸しすれば・・・。
何もせずに、毎月7000〜10000ルピーの儲け・・・。


錬金術、発見しました。