ソープオペラ

まったくもって、アオタツ・ヤスシさんの言う通り。
完全に昼ドラのような展開です。


今朝も全開で冷戦状態。
まったく会話をしようとしないお義母さん。
そうなら仕方ないということで、こちらも放置。


昼ごろに、今となっては唯一の同期「やまちゃん」からの電話。
なんだかんだで夜ご飯を一緒に食べることになった。
スリランカ人は夜に出歩くことが少ない。
特に女性は18時以降は外に出ないという生活なので、
うちの奥さんも夜に出掛けたくて仕方ない。
お義母さんとの戦いも長期化してきたので、ここらで気分転換も兼ねて、
奥さんも一緒に連れて行くことにした。


出かける前に叔父さんから電話。
45歳の今頃になって水疱瘡を患い、自宅療養をしている叔父さん。
「タピオカココナッツを作って、持ってきてくれ」という。
何故だ!?
何故、タピオカが我が家にあることを知っているんだ!?


まぁ、いい。
早速、奥さんに作ってもらい持って行く事にした。
晩御飯をキャンディで食べることになったので、
そのついでに届ける事に。


そしてお待ちかね、お義母さんの登場。
母「熱があるときにタピオカなんてダメ。余計にひどくなるわよ!!」
奥「でも、叔父さんが欲しいって言ってるし」
母「なに言ってるの!!ダメなものはダメ!!」
奥「じゃあ、お母さんが持って行くなって言ってるって電話するね」
母「ダメ、電話しちゃダメ」
奥「なんで?」
母「いいから、早くキャンディに行きなさい!!バスが無くなるわよ!!」


ここで余計な一言が取り柄のワタクシが参戦。


俺「いやいや、この時間ならいくらでもバスあるから」
母「叔父さんの家に行ったら話し込むに決まってるんだからダメよ!!」
俺「例えそうだとしてもバスはあるし、最悪スリーウィルでも行けるし」
母「いいから、行きなさい!!」
俺「ちょっと奥さん。叔父さんに電話して」
奥「はい」
母「やめなさい!! だったら私が持ってくからやめなさい!!」
俺「いいから、電話して」


ぴ、ぽ、ぱ・・・


叔「もしもし」
奥「あーおじさん? なんかお母さんが私達に叔父さんの家に行くなって」
母「バスがなくなるからでしょ!!ちゃんと説明しなさい!!」
奥「キャンディに行くのにバスが無くなるとか、
  タピオカが熱の時は良くないとか言ってる」
母「ちょっと、電話かしなさい!! あーもしもし私が今から行くから!!
  この子たちキャンディに行くのに遅くなるとバスなくなるでしょ。
  だから、わたしが届けるから!!」


電話で話しているお義母さんを置き去りにして、我々二人はキャンディに。
バスの車中では
「タピオカが熱の時に良くないって言ってたのに、
 結局は持って行くんだね」
「バスも本数は減るけど、8時くらいまではあるし」
「私達が叔父さんの家で、お母さんの文句でも言うと思ってるのかな?」
という会話で盛り上がった。


キャンディでのお食事会は、楽しく過ごさせてもらった。
うちの奥さんは、はじめて豚肉を食べたし。
まぁ、豚肉の話はまた今度でいいか。


そんな感じで23時頃に帰宅したのですが、
文句の言い合いをしながら出掛けたので、鍵を持って出るのを忘れてしまい、
夜中にお義母さんを起こすという、
非難の口実を作ってしまったのが悔やまれる。