キレちゃえば良いんです

昨日、なぜだか分からないが「日曜日は何もしないで身体を休める」という約束を、奥さんと締結してしまい、手持ち無沙汰な本日でございます。


私自身はインターネッツでよく見かける画像のように「働いたら負けかなと思ってる」とは対極に位置しており、何かしていたい人間。
いわゆる「貧乏暇なし」の体現者とも言える。
やること有るのに、なにもしないというのは苦痛以外の何物でもない。


なので、本日は私にとってある意味、苦行。




シャワールームで、まだ剥き出しのままになっている水道の配管を、コンクリートで埋めたかったのですが、それも今日はできない。
こんな事なら、昨日無理してでもコロンボに上がってサッカーすれば良かったと少し後悔。
しかし、後悔先に立たず。


あー暇だ。


ベッドに横になり、「青空文庫」で現在読んでいる南方熊楠の作品を、続きから読み始めるが、どうも集中できない。
すぐにシャットダウンして、携帯にダウンロードしてある数独のアプリを立ち上げる。
正直、暇つぶしにちょうどいいのでよく遊ぶ。
なので、生半可な問題では面白くもない。
そこでHard - VeryHard - Professionalを超えて、ある意味数独バカにしか挑戦が許されないExtremeで遊ぶ。


しかしこれでも一時間と潰せない。


そこでコーヒーを所望。


奥さんがプラスティックの椅子を洗っていることは察知していた。
そこで「あ、椅子洗ってるなら自分で淹れるから良いよ」と言うナイスアシスト(セルフ)を入れることによって、コーヒーを作るという作業をゲット。


我ながら天才的である。


奥さんとお母さんも含めて三人分のコーヒーを淹れ、「日曜日は何もしないで身体を休める」という死刑宣告にも似た条約に対してささやかな抵抗がスタート。


トイレに行く振りをして外に出る。
そこで水タンクからの漏水がまだ続いていることを、さも今発見したかのように報告。
タンクの中を覗き、水がほとんど残っていないことを確認して「せっかくだから、タンク内の水を全部抜いて、一度キレイにしてからシリコンシーラーで水止めしちゃおうか?」と提案。


「うん、私がやるから休んでてね」
   「あ、でもどうやってやるか解らないでしょ?」
「じゃぁ、一応私がやるから、解らないことが有ったら聞くね」
   「いや、これでまた水漏れとか続くと、もう一度水を空にしないとならないし・・・」



この後、およそ5分にも渡る(空虚な)説得と完全なる逆切れで、仕事ゲット!!


そんな日曜日でした。