エンリケ後日談

エンリケのライブに関する報告が、各ニュースサイトに上がっていました。
今更ながら、そんな情報をチェックする悲しさ。


別に調べる気は無かったのですが、職場の同僚が「キャンセルになったらしい」という未確認情報を持ってきたので、それのチェックです。


以下ニュースの抜粋。


7時開場のCR&FC。
5時過ぎには長蛇の列が出来て、凄いことになっていた。
開場と同時により良い場所を確保するために突入する客。
定数8500のチケットを購入できた幸運な観客は、ここからが我慢の時間。
少なくとも7:30にはスタートすると考えていた(なぜ?)客は、10:30まで待つことになる。
その間、ステージではサウンドチェック、照明チェックなどが延々と行われていた。
そして10:30.
何の前触れもなくバンドメンバーが現れ、エンリケは会場を嵐へと巻き込んだ。
ヒットソングを幾つか混じえてライブは進行し、12時にアナウンスもなく終了。
このイベントを(費用対効果で)最も楽しんだのはRs.5000のブロンズチケットを購入した観客。
彼らはVIPやVVIPエリアの脇に開いたスペースへ雪崩れ込み、エンリケに接近できた。


以上。



結果、行かなくて良かったと思う。
決して、行けなかった事からくる「酸っぱい葡萄」的な防衛機制ではない。
運営が悪すぎるよ。
スリランカは基本的に22時を過ぎると大音響に対する法規制が発動する。
許可が有れば済む話ですけど、それでも24時まで。
アナウンスもなしに24時にストップしたのは、それが理由だと考えられます。
19時開場で三時間半待たされて、イベント自体は一時間半。
悲しすぎる。
しかもRs.5000ならそれなりに納得できても、高額チケットを買った人たちは怒り心頭だろう。
さらに一部のルールを守れない観客が居ることで、あとルールを守らせることが出来ない運営側の不手際で、富裕層の不満は更に嵩上げされ、結果足が遠のく。
今頃、Rs.5000のブロンズチケットで進入禁止エリアへ特攻した観客たちは自慢気に語っていることだろう。
彼らのまわりの人間はそれに対して白い目を向けるような人たちではないので、是正されていかない。


もし、自分がRs.5000で行ったとしても、VIPエリアに突入するなんて出来ない。
高額チケットで参加しても、不法モノたちへの憤りを抑えられない。
どちらに転んでも不愉快。


つまり、行かなくて良かったのです。
「酸っぱい葡萄」ではありません。