土鍋の活用

せっかく土鍋を買ったので、鍋料理のような何かを作ることにした。



とは言っても冷蔵庫には食材もなく、買い物に行くのも面倒くさい。
ですが、いくら腕に自信があっても材料がなくては始まらないので、渋々買い物に行く。
一番近くのスーパーはフードシティーエクスプレス。
通常より小さめのフードシティーだ。


初めて利用するのですが、困ったことに精肉や鮮魚が無い。
肉関係は全て冷凍モノ。
仕方ないか。
ドラムスティックを一袋買って、あとは白菜。


これでピェンロー風のナベでも作ろう。


家に帰って、早速肉を解凍。
その間にコメを炊く。
アラックを飲みながらの作業です。


土鍋に水を張って、椎茸の戻し汁を入れたいところですが、椎茸がない。
なので、多少なりとも風味を出すために、本来ならそのまま入れるべき肉をごま油で焼き色を付けてから入れることにした。
これが上手くいくかは知らない。
で、鶏肉と白菜を投入したら終了。
基本通り、塩と一味代わりのチリパウダーで漬け汁を作るが、やはりコクが無いので物足りない。
邪道ではあるが、醤油、砂糖、ライム、うどんダシで漬け汁に強めの味をつける。


うん、旨い。


具を大方食べ終わったことでお腹いっぱいになってしまい、ご飯を食べるタイミングを失った。


なので、翻訳の作業をしつつ寝る前に少しだけ雑炊にして食べようと考えた。
この時点で、19時前だったので可能な事。


21時頃、小腹がすいてきたので雑炊づくりに着手。
ご飯を茶碗で軽く一杯。
グツグツと煮立たせて、溶き卵を回し入れると同時に火を消してフタをする。
一分待って、完成。


優しいお味です。
寝る前には丁度いい。
明日の朝も、これで行こう。


そして、「これは長年の疑問を解決するいい機会かもしれない」と思った。
疑問というのは、ナベの残り汁に関するもの。
いつも、雑炊を作って汁ごと飲みきって終了なのですが、この汁を多めに作って飲み切ることをせず、翌日は翌日で新たな具材を投入してナベを作ったら、どんどん深い味になるのでは?というもの。


うなぎのタレとか、焼き鳥のタレ的な熟成方法、及び使用方法です。


ずっと考えてはいたのだけれど、意外にチャンスがなかった。
というのも、毎日料理して、毎日しっかり食べて、という状況が作れなかったからだ。
しかし、今なら可能。


今日は鶏肉と白菜だったから、明日は別の材料で作ろうかな。
それとも、もう一度同じ材料で作って、強くなるであろう旨味を楽しんでから、別の材料へ移行したほうが良いかな。


楽しみだな、これ。