裁判

ネゴンボの裁判所に行ってきました。
会社の問題で出頭を命じられたので。


入ったばかりの私には何のことだか分かりませんので、同行する弁護士さんにお任せするつもりでしたが、その弁護士さんが急病で参加不可。


私一人で出頭です。


実は先週、一度裁判所まで来てるんですけど、その時は何故呼ばれたのかもクリアになっておらず弁護士さんは同行させなかった。
そしたら、裁判官に「弁護士が来なきゃ話にならないから、来週に延期」と言われた。
仕方ないので弁護士さんを頼んで、今回来てもらおうと思ったのに、この状況。


一人で法廷に立つのは、心細いかと思いましたが、そうでもない。
別に自分が悪事を働いたわけではないし、ただの事情聴取なので問題ないのです。
ただ、先日に続いて今回も弁護士不在ということで裁判官は機嫌が悪い。


「あなた方の都合でもう一度延期しなければならないので、相手方の一日分の費用は、そちらで支払って下さい」と言われた。
1500ルピーです。


さらに「今度また弁護士が来ないようなら、あなた方に不利な状況で結審されるわよ。弁護士にちゃんと言っておきなさい」と言われ、思わず笑ってしまった。
すると「法廷で笑うな!!」と滅茶苦茶怒られた。
いや、笑うよ。
急病なのに、無理して来いとは言えないからさ、こっちも。


でも後で、法廷付きの警察官にも注意された。
「法廷侮辱罪で逮捕されちゃうから、気をつけなよ」と。
この警察官とは雑談して仲良くなってたので、「まぁ、判事さんには『外国人でルールが良く解ってなかった』って言っとくから大丈夫」なんて事を言ってくれた。


いやぁ、裁判所の権威を守るためとはいえ、笑うぐらい良いじゃんねぇ。
別に侮辱したわけじゃないんだし。
まぁ、「そんな事、俺に言っても仕方ないのに、何言ってんだ」と思ったけど。
あれ?
侮辱になるのか、これ?


まぁ、良い。


で、これを奥さんと話した時に言ったら、ここでも怒られた。
もう良いよ、充分反省しましたから。


なんにせよ、担当の裁判官のことが最初から気に食わなかったのは確かで、ちょとした反発心が遊びゴゴロとして出てしまったんです。
反省。


来週の火曜日に、もう一度行かなくてはならない。
正直面倒です。
三週間連続ですから。
で、水曜日には別件で労働監督局にも行く必要がある。


こういう事に対応できるスリランカ人を一人置いて欲しい。
全部に対応するのは勘弁。


優秀じゃなくて良いんです。
言ったことやってくれるだけでいいんです。