井戸掃除

私が弁護士さんと会って訴状の認否やら何やらをやっている間に、奥さんが井戸の掃除をしてくれたようだ。
勿論、自分でやったわけではなく、人に頼んだんですけどね。


10メートルは無いと思うけど、それなりに深い井戸。
ポンプである程度の水を排出して、底に溜まった泥やゴミを、請負人が中に降りてバケツで掬い上げる。
見てないんで分からないけど、そういうことです。


私が家に帰った時には丁度終了していた。
井戸の横に積み上げられた堆積物。
まぁ臭い。
腐葉土が上手いこと出来上がらなかった時のような匂い。


しかし、これで綺麗になったので、あとは何度か水をポンプアップして徐々に綺麗になっていくのを見守るしか無い。
料金は1500ルピーでした。


その後、奥さんと街に買い物に出ました。
我々の近くの街は、近隣一帯に出荷するコメの中継集積地点。
スーパーで買うと70ルピー以上するお米が、60ルピー弱で買えた。
その代わり、25kgも買うはめに成りましたが。
それでも金額的には1000ルピーちょい。


さらに帰りにハードウェアショップに寄って、井戸に被せるネットを購入。
これをやっておかないと、また落ち葉が混入して臭くなる。
でも、大きなネットが手に入らなかったので2枚を縫い合わせないとならない。
これは、明日にでもやろうと思う。


買い物に行った事で夕食が遅くなってしまったので、アラックを飲みながら料理ができるのを待つ。
その間におつまみの1つでも食べたいなぁと思い、冷凍庫の小エビを取り出して素揚げにする。
塩を振りかけて完成。


簡単で安上がり、しかも美味しいという三拍子そろったオツマミ。


結果、お腹が膨れてしまい奥さんが作った料理があまり入らないというミス。
久しぶりの鶏肉料理だったのですけど、明日の朝食とランチで食べますわ。


明日は3月11日。
震災から5年ですね。
最後に東北に行ったのは10年以上も前。
友人の結婚式で仙台に行ったのが最後だ。
それから震災が起きて、幸いにもその友人は無事でしたし、個人的に知り合いで亡くなった方も居ない。
なので、実感が沸かないのです。
震災の当日はスリランカに居たし、途切れがちなネット回線でニュースを拾い読みしていた。
それも現実感の喪失を助長していると思う。


大学時代に東北を車で旅行したのもいい思い出だけれど、そこで私の東北のイメージは固定化されて更新されていない。
日本に行く際には、時間を取って東北を訪れたい。
その時は奥さんを連れてね。