バスに揺られて

今日もお仕事です。
ただし、14時まで。
いわゆる半ドンという奴です。


なんだかんだと仕事があって、いい事なんでしょうね。
現場の人間にとっては。
コチラにしてみれば、もう少し効率的に動いてくれれば土曜日に出勤しなくても済むのに・・・と思ってしまう。
スリランカのほとんどの組織で言えることでしょうけどね。


まぁいい。


今日は仕事終わりで嫁とコロンボに上がります。
嫁同伴でサッカー部の飲み会に出るのも久しぶり。
この3月に帰るメンバーの送別会がシィエラトンという中華料理店であります。


久しぶりに普通の中華ですね。
最近は「火鍋」とか「Naniyori」とかが多かったから、目先が変わって楽しみです。


で、今日はバスであがります。
うちの嫁は、私が車を運転するのを嫌がるのです。
曰く「バスよりも便利かもしれないけれど、リスクが高い」と。
まぁね、行きたいとこに行けるし便利ですよ車。
でも、事故ったら本当に面倒なことになりそうだし、言いたいことは分かるんです。
二日前にも目の前でバイクの事故を見てしまったし。


その事故自体は大したものではない。
私の前を走るバイクが2台。
前を走る一台は二人乗りのカップルで、その後ろにもう一台居て、こちらは独り者です。
さらにそのバイクの前をマイクロバスが走行していた。
マイクロバスが停留所で停止するためにスピードを落とした。
それを見て、独り者のバイクが追い越しを掛ける。
カップルのバイクとマイクロバスを同時に抜こうとしたわけです。
それに遅れたカップルバイクも、バスを抜こうと右にふくらんだ途端、走行ラインが重なって衝突。
追い越しに掛かって右に体重が掛かっているところに、左側からカップルのバイクに押された形になり、独り者のバイクは大きくバランスを崩して転倒。
カップルのバイクは、その独り者にぶつかったことで多少バランスは崩したものの、なんとか持ち直した。
両者とも落車と停車で違いはあるものの、止まった場所はガソリンスタンド内。
目撃証言も得られる。
ケアする人も居ることだし、面倒に巻き込まれるのは嫌なので、我々は速攻で立ち退きました。


私の結論としては、どっちもバカなので事故して当然なのですが、なにが怖いってスリランカはほとんどのドライバーやライダーがこのレベルだということ。


カップルのバイクが追い越しに掛かることは無いだろう、という決め付け。
進行方向を確認もせずに飛び出すバカップルバイカー。


私は事故っても責任が取れないので、バイクの後ろに人を載せたことはない。
そんなことを考えるランカ人が果たしているのかどうか。


ということで大人しくバスで行きます。