電力インフラの脆弱性

ホントに参っちゃいます、停電。


朝から数時間にも渡って停電してたら、仕事になりません。
なので、長いこと放置されてホコリを被っていたジェネレーターを再稼働することにしました。
ただ、メンテナンスを全くしていなかったらしくバッテリーがお亡くなりになっている。
大きなバッテリー2つで59000ルピー、新たに購入。
燃料も必要だし、大きな出費です。


でも、機械が動かないとどうしようもないからね。


妻がキャンディに帰ったのですが、洗濯の途中で停電になったため洗濯機が回せず、「中途半端で帰るけどゴメンね」と言っていた。



そう言えば、コレに関して迷走している。
瞑想ではない。
迷走ね。


何かというと、配偶者の呼び方。


今までは『奥さん』と言う言葉を使ったり『嫁』という言葉を使ったりしていた。
本来ならば誤用もいいとこ。
『奥さん』は他人の配偶者を呼ぶときに使うべきだし、『嫁』は息子の配偶者を呼ぶときに使うべき。
無難に『妻』という呼称を用いれば良いのだけれど、なんかしっくり来ない。
知り合いの大先輩が『家内』というのを使用していたけれど、自分のような若造が使うのもなんか違う気がする。
じゃぁ『ワイフ』は?
一気にルー大柴っぽくなるし、そうなると「カメラ」のことを『キャメラ』と呼ばなければならない気がする。


『愚妻』なんて呼び方は有り得ない!!という昨今の風潮は、まぁ理解できるし、配偶者のことを尊重しつつ、第三者に「常識無いなコイツ」と思われない為の選択肢として『奥さん』を使っていたのですが、これでも杓子定規な人たちには誤解を与えかねない。


新しい言葉が必要な時代なのかもしれない。


でもまぁその時の気分で、今ある呼称を適当に使っていくことになるんでしょうけどね。
それにしても配偶者に与えられた呼称の多いこと。
それこそ『配偶者』だと法律的なというか事務的な感じがする。
『妻』だとしっかりしたイメージ。
『奥さん』だと優しい旦那さんという印象が与えられそうで、私は好んで使っている。
『家内』だと長年連れ添ったパートナーって感じ。
『嫁』は自分の優位性を内在している感じがする。
『かみさん』はざっくばらん。
『女房』も年配の人が好んで使うイメージです。
あと何かあったかなぁ。


ちょっと前に、日本語のできるスリランカ人に『あなたの妻はスリランカ人ですか』と聞かれた。
その時はちょっとイラッとした。
こう感じるのも、自分の配偶者に対する呼称を他人に使われると「お前の奥さんじゃ無いんだから」と思うところに理由があるのでしょう。
面白いもんです。