私、信用されてます

昨日のうちに準備をしておいた「フレンチトースト」を焼く。
極弱火でじっくり。
フタをするのを忘れずに。


簡単だけど、以外に時間は掛かる。


美味しいから良いけど。


今日は、現場のスーパーバイザーが休み。
お葬式だそうです。
なので、私が全ての作業を行ないます。
この二ヶ月で随分慣れたとはいえ、まだまだおっかなびっくりのフォークリフトとシャベルローダーを使って作業。
車両に乗ってても暑いのは変わらない。
汗だくホコリまみれです。


13時に仕事を終えて、家でシャワーを浴びる。
朝焼いたフレンチトーストをパクツキながらキャンディ行きの準備。
家を出たのが14時ぐらいでしょうか。
アライメントを取ってもらった車は、ハンドリング性能は上がったのですが、なんかアクセルの反応が遅い。
踏んでもすぐには反応が返ってこない感じ。
もう一度、見てもらわないとダメかも。


で、無事にキャンディに着いたその足で、お寺さんに。
仏像が盗まれて落ち込んでいるだろうお坊さんに会いに行く。
盗まれたのは古い仏像が一体だけ。
その他の骨董的価値のあるものには目もくれず、です。
スリランカでは仏像に宝石を埋め込む習慣があり、それを狙った犯行だったようなのです。
タイでもエメラルドを埋め込んだ仏像さんがありますが、こちらでも目にルビーやサファイヤを埋め込んだり、体内に入れたりします。
今回盗まれたのは古い仏像さんですが、実は昔に一度盗まれており、その際に寄贈し直したのでそれほど高価な宝石は入っていないはずだと言っていた。
「泥棒もバカだね。宝石なんかより価値のあるものがたくさんあったのにね」とお坊さんと笑いました。
で、それらの価値あるモノを守るためにもカメラを取り付けることになりそうです。
地元の人間がカメラやら一式を提供すると申し出たようなのですが、お坊さんはそれを断るそうです。
「信用出来ない」というのがその理由。
なので地元と繋がりのないキャンディの業者に頼んで設置することになりそう。
「うちに使っていないモニターが有るので、それは買わないで良いですよ」と伝える。


「カメラを設置することは皆には言わないでね」と頼まれた。
どこに何台あるか分かると、死角がバレてしまうとかなんとか。
「設置するときは、また色々頼むね」とも言われた。
地元に長く暮らす人より私のことを信用してくれるのは嬉しいのですが、なんとも複雑な気分です。


あと、容疑者らしき若者が4人ほど拘束されているとか。
これも皆には内緒です。