記憶力なし

システム作りが進まない。


前職でフル活用したエクセルマクロを大半忘れているという、残念な事態。
あの時は頑張って試行錯誤しながら作り上げたけれど、身になってなかったということだ。


作りたいモノのイメージはある。
「従業員名簿」のようなシートを用意しておいて、そこに従業員に関するデータを入れ込む。
これは簡単だ。
ただのエクセル表なので。
これには、従業員の通し番号、名前、住所、電話番号、IDナンバー、社会保険番号、給与(月給額もしくは日給額)、ポジション(これは固定給かどうかの判断に使う)、あと別のシートで活用するために現職か退職かの識別。


今いる従業員はこれにデータを入れておいて、新規入社や退職、給料変動があった時点で随時更新する。


そしてこのシートには「給与明細の作成」というマクロボタンを設置する。
月末にボタンを押せば、稼働中の従業員を「従業員名簿」から引っ張ってきて、ベースとなる明細が新しいシートとして出てくる仕組み。
この明細に稼働日数や残業時間、有給消化日数などを入れるだけでOK。
そしてここにもマクロボタンで「受領証作成」を設置する。
これを押すと、明細のデータから受け取りサインを貰うための帳票が作成される仕組みだ。


基本的な流れはたったのこれだけ。
事務の女の子は、前月のデータをコピーしていじって作成しているので日付が直ってなかったり、手打ちでミスをしてたりというのが多い。
そしてそのデータから一個ずつ受領証をつくる。
時間がアホほど掛かっている。


このシステムなら月末にボタンを一回押して、残業時間やらを入力するだけ。
人力で転記しないので、ミスはない。


事務の子も基本的には忙しくないので、時間が掛かるのは別に問題ではない。
ミスするのだけが困る。




この流れに沿ってマクロを組んでいくわけですが手順としては細かい注意点がいくつもあって、意外に面倒。
これは明日以降で組むとして、まずは明細と受領証のテンプレートの作成。
マクロボタンを押すとコレをコピーして、必要なデータを名簿なり明細なりから引っ張って決められた箇所に入れ込むようにするのです。
日付を間違うことが多いようなので、マクロボタンを押して新規の明細を作るときに入力ボックスが出るようにして、そこに何月分の給与明細なのか入力してもらうようにする。
例えば「March 2016」とか。
それをシートの名前に利用して、さらに明細の表題にも利用する。


ここまでは完成。
あとは明日休みだし、家で進めよう。