金利手数料無料のはずが

昨日書いたパソコン購入の話。


始まりは今年の政府予算案。
大学生を対象にしてパソコン購入の資金を援助するというのが、その趣旨。
ローンを組んで購入する際の金利を政府が持つということでした。
それを我が妻は喜んでいたのですが、なかなか大学側からの話が漏れ聞こえてこなかった。
昨日になって、大学から申請書を持ち帰ってきたようで、それによるとバンク・オブ・セイロン(政府系銀行)のみで取り扱い、3/31で申請の締め切りですと。
三日(実質二日です)しか余裕が無い。
内容的には、Abansという量販店でレノボの指定機種のみが対象になり、その購入代金を銀行が融資(バウチャーを出すのかな?この辺、不明)するので、代金は毎月定額払ってねということだった。


締め切りが間近ということもあって、今日になって銀行に行ってきたようです。


で、どうも聞いてた話とかなり異なる。


銀行によると、元々金利は政府が持つと言っていたのに、今日になって8.5%の金利を付けろと指示してきたらしい。
締め切り明後日だよ。
二日前に言うこと?
さらには在学証明(これは当たり前)、親の給与明細(結婚していれば配偶者のもの)、金融資産の証明書、学内友人の保証サインなどを要求しているという。
「そんなもん、明後日までに用意できないでしょ?」と言うと、その締め切りも3/31では無いらしい。
友人のサインというのも、なんの為なのか不明。
連帯保証は収入の無い学生じゃ意味ない。
さらには購入できる機種も幅があって、Abansならレノボ、メトロポリタンならAcer、Singerなら某などなど、それぞれの量販店で指定機種が存在するらしい。


聞いていた話とことごとく食い違う。


「締め切りが急ぎじゃないなら、様子見たらどう?」と伝えました。
どっちにしろ金利が8.5%も付くなら、利用する意味が無い。
本来のローンなら12.5%なので、それと比べたら有利なのかもしれないけど我々にはあまり響いてこない。
知り合いの店に行で「数回に分けて支払っても金利は取らないよ」と言ってくれるところもあるし、正直な話、ノートパソコンを一括で買うぐらいの余裕はある(高いのはダメよ)。


あと、うちの妻はバンク・オブ・セイロンに口座を持っていないので、その場合は1250ルピーで新規に口座を作らないとならないとか。
そのお金はデポジットされて後々返ってくるけれどね。


なんだか手続きを煩雑化させて、「利用者を少なくしようとしているのでは」と邪推してしまいます。


銀行の方でも急遽方針転換して金利を付ける事になって混乱してるようなので、様子見が吉です。