スリランカの関税が難しい

というか、どこの国だろうと関税制度なんて素人には到底理解できるはず無くて、だからこそ専門業者が存在している世界な訳です。


この前の記事で、イギリスからサプリが届いた的なことを書いたと思う。
実際には、届いたのは通知だけで荷物はまだ税関にある。
どうゆうシステムなのか知らないけれど、郵便局員曰く、スリランカの真ん中であるキャンディに、私の荷物があると言っていた。
コロンボでも空港でもなく、ね。



まぁ、それは置いておこう。
来た通知に対して、「税金とか払いますんで、荷物を寄こしてください」とお返事を書いて、やっとこさ届く。
それも、最寄りの郵便局留め。


そこから料金の支払い通知が来るので、それを持って郵便局に取りに行く。


こんな流れ。


で、実際に来た料金のお知らせがこちら。
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PALはPort and Airport Levyで荷物の料金(CIF)の7.5%。
NBTはNational Building Taxで2%なんだけど、CIFに対してじゃないところが関税を難しくする。
CESSは良く判らんけど輸入税で、モノによって税率が変わる。
HCはHandling Charge。


計算上、税率が明らかなのはPAL.の7.5%。
これを元にCIFを計算すると、Rs.8000でやってるみたい。
CESSはRs.1760から逆算すると、8000×1.1×20%で計算されているようだ。
つまりCESSの税率は20%。
NBTは、8000×1.1+PAL+CESSに対して2%。


ホント、判りづらい。


で、気になったのは、CIFの金額が自己申請した金額を元に計算しているというところ。
個人的な荷物で、例えば実家から食品を送ってもらいましたっていう事なら解かるよ。
金額なんて、在って無いような物ですから。
でも、今回の荷物はちゃんとした商品で、荷物の箱にも金額が記載されてるんですよ。


97.4ユーロです。
イギリスの会社なのに、ユーロ?
と思ったら、発送センターはオランダでした。


で、ルピー換算すると20000ぐらいかな?


ですが、郵便局で受け取り承諾のお返事に「Rs.8000ぐらい」って書いたので、それで計算されている。
こんな事で良いのでしょうか?