胸がざわつく言葉

育った環境が違うから。


セロリの歌詞でもありましたね。


そう。
育った環境が違うと、色々と考え方が違うことは多いですよね。
その中で「常識」とか「普通」とかを、頭ごなしに強要されると、胸がざわつく。


「そんなの常識でしょ!?」とか「普通はそんなやりかたしないでしょ!?」とか、そういった種類の言葉です。


強い立場の人間が、こういった物言いをすると、それこそパワハラになりかねない。


共通認識を育てる努力をせずに、「常識」や「普通」を振りかざすのは、振りかざした人間の職務怠慢。
それ以上でもそれ以下でもない。


自分でも無意識に言っている可能性もあるので、自戒の意味を込めて。




逆に良い意味で「胸がざわつく」言葉もある。





「ある朝、眼を覚ました時、これはもうぐずぐずしていられない、と思ってしまったのだ」




深夜特急の書き出しだ。
この言葉を、ふとした瞬間に思い出し、胸がざわつくことがある。
どこかに行きたい衝動に駆られるのです。


沢木耕太郎本人が「旅の適齢期」を26歳と言っている。
この主張には概ね賛成ではあるが、「40を過ぎたら適齢ではない」という訳では無い。


こんなこと考えてたら、久しぶりに旅行に行きたくなりました。