生コーヒー豆抽出物

ご飯時に暇でしてしまうことの一つが、ドレッシングとか、調味料の原材料の読み込み。
意外と色々気づく事とか考えることがあって、時間がつぶせる。


例えば「はごろもフーズ」さんの業務用のふりかけが置いてあるのだけれど、裏を見る。


名  称 ふりかけ
原材料名 鮭風味顆粒(乳糖、食塩、砂糖、鮭パウダー、その他)、ごま、
     鮭風味大豆たん白(大豆たん白、食塩、砂糖、鮭エキス、その他)
     味付ごま(ごま、砂糖、その他)味付鮭、味付かつお
     たまご風味顆粒、いりこ風味顆粒、のり、
     調味料(アミノ酸等)、卵殻カルシウム、
     着色料(紅麹、カラメル、クチナシ、カロチン、ラック)、
     酸化防止剤(ビタミンE、生コーヒー豆抽出物)、
     甘味料(カンゾウ


こんな感じ。
ここで色々思う。
・鮭風味顆粒のメイン食材は、「乳糖」
・たん白? 蛋白でもタンパクでも無く、たん白
・ごまとは別に、味付ごまもあるんだね
・というか、「味付け」ではなく「味付」にしているのは、文字数の制限?
・○○風味顆粒ばっかりだな
・卵殻カルシウムって、たまごのからでしょ? 言い方で印象変わるなぁ
・着色料の「ラック」って何?
・生コーヒー?、あぁ「生コーヒー豆」か


こんな感じ。


で、生コーヒー豆の抽出物って言うのは、何なのか?
食品添加物としての分類では酸化防止剤に分けられる。
なので、食品自体の酸化を防止するのに添加されている。
ですが、それとは別に機能性食品としての働きでは、活性酸素の除去、脂肪分解作用、脂肪燃焼作用、脂肪吸収遅延、糖吸収遅延、などなど。
現代人に有効な機能が盛りだくさんなのです。


それよりも気になるのは「ラック」のほう。
これって「コチニール」と同種なんですね。
コチニールカイガラムシから採れる赤い色素は「コチニール」。
これは結構有名ですね。
で、ラックカイガラムシから採れるのが「ラック」と呼ばれる色素だそうです。
赤もしくは橙色の樹脂性の色素。
なんと、スプレーとかの「ラッカー」というのはコレが語源とか。


ね、勉強になるし時間つぶせるでしょ?