スリランカ同時多発爆破事件 続報6

今日もこのニュースです。
とてもじゃないけれど、短期間では収束するとは思えない状況が続いています。


国会で、「現時点でのいかなる状況においても外国の治安部隊がスリランカに入る事を容認すべきでない」と野党議員が発言。
外国人に対するビザ発給の厳格化も要請。


コロンボ大司教は、「事前に知らせがあればイースターの活動をキャンセルしたであろう」と語った。
またスリランカ国内の全ての教会で、安全が確保されるまでの間、全ての奉仕活動を中断すると発表。


航空当局は、いかなる種類のドローンも使用を禁止すると発表。


アヴィッサベッラ近郊のプーゴダで小規模な爆発。
死傷者は無し。


バンダラナイケ国際空港では、今朝方に発生した不審車両による騒ぎで閉鎖されていたアクセスロードを開放。


手製のグレネード弾21本と6本の刀を隠し持っていたとして、3名を逮捕。


昨日書くのを忘れていましたが、中国政府は国民に対し、スリランカへの渡航を自粛するように要請しました。
これに続いて、本日イスラエル政府がスリランカに滞在中の自国民に向けて、スリランカを離れるように要請。


閑散期(5~10月)の観光客誘致を目的に実施される予定だった「ビザ免除プログラム」を保留すると発表。
今回のテロで外国組織との連携が判明した以上、プログラムを悪用されるのを避ける必要があるとの事。


コロンボ北部のワッタラで不審車両を拘留。
これは拘束中の容疑者からの情報に基づいて発見されたとの事。


政府は各メディアに対して、公式発表をソースとして報道するように要請。
これはデマを最小限にするという意味合いの元に出されたものです。
ちなみに、私の情報源はDaily MirrorとAljazeeraです。


国防省の長官が辞任。


警察は情報提供を求めて以下の情報を発表。
f:id:monito:20190425234430j:plain
071-8591771
011-2422176
011-2395605
情報があれば、上記の電話番号へ。
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右下の人物の写真は間違いであるとCID(Criminal Investigation Department)が発表。
4/25 PM09:37
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今般のセキュリティー強化でヘロインなどの薬物も多く発見されている。
逆に言えば、今まで警察が如何におざなりなチェックをしていたのかを物語る。
いつもは、おしゃべりしてるだけだもんね。


あと、各地のムスリム住民がモスクに避難。
これはニゴンボを中心に、ムスリムへの威嚇行為が発生し、身の危険を感じたイスラム系住民が自主的に避難をしているとの事。
これも警察と政府の手落ち。


非常事態宣言は一ヶ月を目処に発布されているとの事で、これは延長の可能性も大きいとの事。
今夜も、外出禁止令は10:00から翌日の04:00。