6/4のニュース

1. ムスリム系の国会議員や地方自治体の長が辞任。

仏教の僧侶でもあり国会議員でもある方が、ムスリム系の議員がテロ事件に関与していたとして辞任を求めていた。
キャンディの仏歯寺前でハンガーストライキを決行していたのですが、その流れで結局はムスリム議員は辞任。
ストライキ中にキリスト教の司教が訪問して同調する姿勢を示したり、イスラム教vs仏教キリスト教連合といった様相を呈し、そこに対する抗議という形での辞任。
つまりテロへの関与を認めた訳では無いということですね。


宗教対立を煽るような今回のストライキは、なんか嫌ですね。


2. スリランカ航空(UL)日本航空JAL)のコードシェア便がスケジュール変更

今の段階で週に四便あった成田コロンボ直行便が0になります。
近々で週五便に増えるというアナウンスがテロ前にはあったのに、党乗客数の減少が響いたんでしょうね。
増便は取りやめになり、成田からのフライトはモルディブのマレー経由になります。
昔のパターンに戻った感じですね。
これによって、成田からコロンボに行くには12時間ほどの時間が掛かる事に。
7/16日の成田発の便から適応されます。
とりあえずは10月までの時限措置。
この変更で、さらに客足が遠のく事も考えられますし、観光産業はさらなる痛手になるかもですね。
ちなみにコロンボ発の場合は成田に直行です。


3. 円・スリランカルピー

テロ前最後の為替取引である4/19の終値がJPY/LKR 1.5555。
そこからルピー安は進行し続けて、40日以上経過した6/4の終値はJPY/LKR 1.6329。
約5%ほど切り下がった訳ですね。
USD/LKRではそこまで顕著な値動きにはなってませんが、なんにせよ借款の多いスリランカですからルピー安は痛手。
困ったもんです。