ベイクしてないのにベイクドビーンズとは、これ如何に

どうでも良い話です(いつもだけど)。


私はベイクドビーンズが意外と好きで、何かの拍子に食べたくなる事があるのです。
だからといって、頻繁に食すことは無く、多くても年に数回程度。


この前食べたのも、どこかのホテルの朝食ビュッフェで、だと思う。
で、ふと気になった。


「これって明らかに茹でてあるよね? ベイクドではなくボイルドじゃないの?」


ホントにどうでも良い事ですが、気になるものは気になる。
仕方ないですよね。


そりゃぁ「名に偽りあり!!」って物はそこらじゅうに氾濫してますよ。
有名なところでは「東京ディズニーリゾート」。
「東京じゃねーしw」って言う奴ですね。
もっと大きなもので言えば「グリーンランド」。
「実質、アイスランドじゃんw」って事ですよね。


で、「ベイクドビーンズ」。
上でも書いたように、売ってるもののほとんどが「ボイルドビーンズ」なのが実態。
恐らく世界シェアNo.1のハインツ社の「ベイクドビーンズ」も、実際には煮て作られている。


どうして、こんな事になったのか?


どうも、本来の(伝統的な)作り方から来ているようです。
下茹でした豆を鋳物や焼き物のポットに入れて、オーブンで蒸し焼きにするというのが、それ。
時代とともに大量生産に適した製法に様変わりして行ったけれど、名前はそのまま残ったということでしょうか?


今となれば「ボイルド」に直すのもおかしな事になるのも確か。
「ボイルドビーンズ」と書かれたら、ただ単純に水煮した豆とかを想像する事も出来るけれど、「ベイクドビーンズ」と表示されていれば、あの商品意外は思い浮かばない。


「人に歴史あり」、「ベイクドビーンズにも歴史あり」でした。