香港国家安全維持法

スリランカは中国による香港国家安全維持法を支持する53カ国のひとつ。
一帯一路における重要国家
真珠の首飾りでも同様。
その見返りに多額の援助や融資を受けているので、スリランカとしても異を唱えるのは難しいとは思う。


スリランカ以外にも、一帯一路の影響下で同じような状況に置かれている国、中国と同じように国内に反政府勢力のある国なんかは中国支持。


個人的には、そういった国には行きたく無いなぁと思ってしまう。


支持国の一覧を見てみると、幸運な事にワタシにとって興味のある国はほとんど無い。


中国、アンティグア・バーブーダバーレーンベラルーシブルンジカンボジアカメルーン中央アフリカ共和国コモロコンゴ共和国キューバジブチ、ドミニカ、エジプト、赤道ギニアエリトリアガボンガンビアギニアギニアビサウ、イラン、イラククウェートラオスレバノンレソトモーリタニア、モロッコモザンビークミャンマー、ネパール、ニカラグアニジェール北朝鮮オマーンパキスタンパレスチナパプアニューギニアサウジアラビアシエラレオネソマリア南スーダンスリランカスーダンスリナム、シリア、タジキスタントーゴUAEベネズエラ、イエメン、ザンビアジンバブエ


行ったことのある国は、カンボジアキューバ、ネパールそしてスリランカ


カンボジアに行ったのは2012年。
その頃は中国の影響力はまだそれほど感じられなかった。
今は、半分乗っ取られた感じらしいね。


ネパールなんかは当時(2010年)ですら、マオイストの影響力が強く、治安への不安があった。


キューバに行ったのは2001年でしたが、後ろ盾だったソビエト連邦が冷戦終結後に力を失った結果、中国に接近しているという情勢だった。
しかし、街なかで中国人を見ることは無かったし、政治面、軍事面以外への影響力が限定的だったと思う。
今はどうでしょうか。
あの、素晴らしく絵になる街の景観は、中国語の看板で汚されているかもしれません。


中国がウイグル自治区でやっている同化政策が、世界各地で行われているのであれば、それは文化的側面でも、人類の損失。




ちょっと話はズレるかも知れませんが、今は日本の経済が弱く、外国人にとって稼ぐことに関して魅力が無くなってきている。
ワタシ個人の意見では、別に悪いことでは無いとも思うのです。
ベルギーのブルージュは中世の趣を今に伝える世界遺産の街。
往時は世界の富が集結する一大貿易都市。
その原動力となった運河に土砂が堆積した結果、貿易都市としての機能が失われ、街は衰退。
ですが、数百年の時を経て、魅力ある街として再認識され今に至る。


外国人からの興味が失われた結果(だけでは無いですけど)、再開発されることなく古き良き文化が残った訳です。


日本もそれで良いのでは?


ガラパゴス
ビジネスや政治以外では、オンリーワンはむしろ利点でしょ。


そりゃ、理想を言えば経済的にも豊かな国で、さらに古き良き文化を強力に保護するというのが良いに決まっている。
この不況下で安くて便利なものに、少なくなった可処分所得が流れ、それこそ不要不急なところにはお金が行かない状態。


昨日見たニュースでは、剣道の道具類を全て生産して販売している工房は日本で一箇所のみだと言っていた。
他にも色々なものが分業になっている伝統文化産業は、一度消えてしまうと再生できない。
仏具、日本家屋の建具、茶道具、組紐、、、、。
勿論他にもたくさんあるけれど、これら全て、数年後にはロストテクノロジーになってしまう可能性が高い。
そのうち、過去の製品をスキャンして3Dプリンターで作成したものに置き換わるのでは?と考えてしまう。


話が逸れましたが、中国のやっている経済的な侵略は、文化面に及び、人口構成の変革を経て、国土に至る。
イタリアとか、どうするの?
ある地方都市では、去年産まれた子供に付けられた名前の上位10個に中国系の名前が半分も食い込んでいたとか。


国として終わってます。




日本、大丈夫ですか?