財布と再会

朝10時。
警察へ紛失届けを貰いに行った。


警察の敷地に入りレポート作成してくれた婦警さんに挨拶をしてる途中に電話がかかってきた。
「貴方の財布を拾いました」と。


奇跡。


すぐに取りに向かう。


無事に再会できました。
拾ってくれたのは、ワタシが乗ったスリーウィールの運転手さんの娘さんらしい。
車両の掃除をしてて見つけたと。
運転手さんは英語が話せないので、知り合いの英語のできる人を経由して連絡をくれた。
ワタシがシンハラ語を話せるとは思ってもいなかったでしょうから、凄くスマートな対応だったと思います。


お金は無くなってたけど、その他は全部無事。
恐らく次に乗せた客が、座席に落ちてる財布を見つけて、お金を抜き取ったのでしょう。
で、捨てたりすることはせず、座席の後ろにある荷物置き場に置いた。
それを一日たったあとに運転手さんの娘さんが見つけて、翌日朝つまり今朝になって連絡をしたと。


免許証の再交付をしなくて済んだ。
家の鍵もあった。
クレジットカードは利用停止にしてしまったので、結局は再発行することになるけれど、被害はそれだけ。
あと現金ね。


で、今は「まこと屋」さんでラーメン食べてます。


そこで聞いたのは、ある従業員が酔っ払ってカバンを忘れてしまったと。
で拾った人が10万ルピー要求してきたとか。
財布、携帯2個、パスポート、その他諸々。
仕方ないので、その従業員は要求された金額を払った。
そして返ってきたのは財布と携帯1個。


いま警察と対応中みたい。


こんな悪質な輩も居るのだから、今回のワタシは本当にラッキー。
これに懲りて、もっと気を付けて生きていきたい。