理解が追いつかない

マハーチャーラヤが、義母の顔面を殴ったとの知らせが入った。


今朝、義母は出かけて行った。
行き先は、家出中にお世話になっていた家。
「マハーチャーラヤに『来るな』と言っても、家に話をしに来ると言って聴かない。今からマハーチャーラヤが来るみたいだから、一応あなたも当事者だから来てくれる?」と言われて行ったらしい。
まぁ、呼び出されて出かけたわけだ。


で、我が家で夫婦二人のんびりしてたら電話。
行った先の夫人からで「お義母さんが殴られたから、すぐに来て!!」と。
ワタシも行こうとしたのですが妻に止められ、妻一人で現場に急行。


細かい話は書きません。
というか、書けない。
理解ができないんです。


例えば、『売り上げを伸ばすにはどうすれば良いか?』という話題で議論しようとしているのに、議論の相手が「いや、売り上げ伸びなくても良くない?」という意見の持ち主では議論にならない。
その場合は『売り上げを伸ばすにはどうすれば良いか?』の前に『売り上げを伸ばす必要があるか?』を議論する必要がある。
例えも上手くないですが、そんな感じ。
○○という事情があって、それを理由に殴った。
そう言った理由付けなり動機なりが、ワタシにはどんだけ聞いても説明できないのです。


まぁ、とにかく義母は殴られたと。
そこに妻が駆け付けた。


その時には家主が殴り返してマハーチャーラヤもヘロヘロになってたようです。
で、恐らくはその話をどこかから聞いたのでしょう。
マハーチャーラヤの妻(タイランドアッカー)から「今スリーウィールで現場に向かっている」と、電話が入った。
それに対しマハーチャーラヤは「今すぐ家に戻れ!!ここに来てみろ、お前もぶっ殺して切り刻んで捨ててやる!!」と、もの凄い形相で叫んだらしいです。
タイランドアッカーを追い返したあとも現場では「俺が買春して女と遊んで、それがお前らになにか迷惑をかけたか!?」とか大声で言ってたとか。


凄くない?
仮にも妻の親戚の前で、そんな事を言えますか?
その家には子供だって居るんですよ?



一同、ポカーンとしてたそうです。


マハーチャーラヤとその妻が今居るのは、義母の実家。
元はと言えば、マハーチャーラヤ夫婦がイングランドから帰ってくるときに住む場所がないと転がり込んできたのですが、その時に「奇麗なバスルームが必要」と夫婦が言うので、その改修費用に我々が提供した借金が使われていたことも判明している。
ただ、借りた当人はこの夫婦では無いので、直接的には無関係。
しかし、タイランドアッカーが色々と絡んでくるので「口出ししてくるなら、お前らで金を払って解決させろ」という話になり、マハーチャーラヤに連絡をした。
それに対して、聞くに堪えない罵詈雑言で反撃してきて、ワタシの妻が送ったメッセージを警察に提出すると言いつつ、なぜか親戚の家に行き、そこでワタシの義母を殴る。
意味わかんないでしょ?


借金をした義母の妹が返済をしていないことについても「払わないのが正しい」と言う、謎の意見を主張。
タイランドアッカーも「お金の無い人から取り立てるなんて、お前らのやってることはクソだ」と、なぜか我々を悪者に。
マハーチャーラヤは「10万ルピーや20万ルピーで細かいことを言うな!! 俺なんて妻の父親に120万ルピーの給料を勝手に引き出されたんだぞ!!」と謎の告白。
これにしても、まずは120万ルピーもの給料はあり得ないし、銀行から勝手に引き出されたとか言ってるけど、そんな事もあり得ない。
そもそも、その話と我々が貸してるお金はリンクしないしね。
もう、ウソを言いすぎて自分で信じてしまっているパターンですね。


とりあえずは、警察に行って被害届だけは提出。


その後、マハーチャーラヤ夫婦が住んでいる家に居る、もう一人の人物に電話。
義母の弟です。
義母が事情を説明したあと「私が権利を持っている土地は、娘(ワタシの妻のことね)に全部譲渡する」と伝えたそう。
義母も、事ここに至ってやっと親戚の人柄というものを理解し始めたようだ。
そして、これに対して弟が言う。
「そんなことしても姉さんと娘が本当の母娘では無いとクレームを出して、キャンセルさせる!!」と。


????


ね?


意味わかんないでしょ?


実の母娘じゃないと土地の譲渡はできないと思ってるんでしょうか?


これにも一同、ポカーン。


妻が電話を替わり、「この状況になっても、あなたの姉を殴った本人を家に置いておくつもり?」と聞くと、返事は無かったそうです。





別の話題もあったので敢えて書きませんでしたが、実は昨日、マハーチャーラヤから妻に電話があった。
義母の妹に新しいSIMカードを買わせて、それを使っての電話。
姑息ですねぇ。
で、内容はというとこれまた酷い。
曰く、
お前の夫(ワタシのこと)は、種無しの出来損ないだ!!(我々夫婦には子供が居ないので、そのことでしょう)
ペニスもふにゃふにゃで二つに折れ曲がっているに違いない!!
サイズなんか、どうせヤモリのウンコぐらいのもんだろう!!
父親だって、どっかの作業員だろ?
お前だって(妻のこと)父親も母親も無い、拾われっこに違いない!!


こんな感じ。
小学生か!?
「ヤモリのウンコ」が小さいことを表現する言葉になるとは、実に面白い。
子供が居ないのは事実ですが、それ以外は荒唐無稽。
ワタシに関する情報を持っていないので適当に言ったんでしょうけど、思い付きで出てくるというのは逆に言うと本人が言われたら嫌だと思っている言葉なのでしょう。
実際、マハーチャーラヤの父親はココナッツ農園の住み込み作業員。
母親を農園主がレイプして生まれた子だという噂もある(根拠なし)。
この夫婦も、結婚して10年以上子宝に恵まれず、悲しい思いをしていた。
ペニスのサイズは知りませんが、お寺に居たわけですから性的に抑圧された子供時代だったことでしょう。
それがコンプレックスになっているのは想像に難くない。


この電話も録音されていて、いろんなところで再生披露されてます。
聞いた人は、ワタシのことを気の毒と言って、みなに聞かせるのも止めたほうが良いと言ってくれたりしますが、自分のペニスのサイズは自分が一番よく知ってますから!!
問題はそこじゃないですね、すみません。


でも正直、なんとも無いというか、笑っちゃう。
というか、哀れ?
彼が、ワタシの父親を貶めたと思っていたとしても、そもそも作業員ではないし、ワタシは作業員が悪いとも思っていない。
さらに言うと、彼が作業員を悪し様に貶めたところで、日本の作業員のほうが彼よりも数倍お給料をもらっているのが事実。


どんだけ「120万の給料」と言ったところで、住む家もなく、自身の妻の母親の実家に居候し、車でしか移動しないと言いつつ車もなく、傍から見れば肩身の狭い生活を妻に強いているのは事実。
「妻を働かせるなんて、夫の甲斐性が無い証拠だ」と言っていたらしいですが、満足な暮らしを提供できているとは思えない。
妻が働くのを嫌がる理由は、ほかにあるのでしょう。


っていうか、なんでワタシが罵られるの?
妻ですよ、電話したりSMS送ったりしたの。
で、ワタシが馬鹿にされ、義母が殴られる。
まぁ、間接的に妻を傷つけてはいるけどね。


今日も長くなってしまいましたので、このへんで。