ジム通い

日本でも最近は増えてますよね。
ジムに通う人。


昔から一定数は居ましたけど、ガシガシ筋トレするっていうよりは脂肪燃焼系なイメージでした。


それが、ここ数年で劇的に変わった気がする。
まぁ日本に住んでる訳では無いので、あくまでもイメージですが。


スリランカは、どこの田舎に行っても筋トレジムがある。
ただトレッドミルとかは置いてないってところも田舎は多い。
筋トレがメイン。


思い返せばグァテマラもそうだった。


経済では数段劣るスリランカやグァテマラが、健康に気遣う意識は日本より高いって思って、驚いた記憶がある。


でも、そうじゃない事に最近になって気づく。


結局は投資なんですね。


グァテマラはやはりマチズムというかマッチョの国なので、男は女はという世界。
ジェンダー
何それ?美味しいの?
って感じ。
「女性に家事をやらせてばかりで駄目な国」って言う事とは別の問題。
女性も働きに出たい。
解る。
でも仕事がないんですよ。
たまたま旦那には適する仕事があった。
奥さんは無駄な就職活動をするより家事を選んだ。
そうゆう事も、貧しい国では起きる。
で、異性の好みも同じ。
未だに男らしい女らしいという要素を大事にする人たちは多い。
男らしさって何?
グァテマラでは筋肉なんです。


なので、筋トレすれば自分の価値が向上する。
良い大学に行くって言うのと同じ土俵なんです。


スリランカは少し事情が異なる。
交際相手を選ぶ基準は見た目では無い。
経済力。
プライオリティの話ね。


想像以上に学歴社会です。


ただ、同じステータスで交際するので、学歴がなければ無いで、相手も学歴無いよって事になる。
その時は見た目の重要性は高まる。
なので、裕福であるかどうかに関わらずジムに通う。
裕福な人は、健康への意識も高い。
筋トレマシーンも街で普通に売ってるし、それを購入して家に設置する人も多い。
そうで無ければ、月に1000円ほどを払ってジムに行き、自己投資して良い相手を探す。


女性がオシャレするのと同じ。


健康目的ではないとも言えません。
最近はワタシよりもよっぽど気を使った食生活をしている人も居るし。
ただ、正しい知識に基づいて無いよって人も居ます。
まぁこれは日本でも同じ。
真面目な顔してスピリチュアルな話をされても笑えません。


とにかく、筋トレという同じ事柄を見ても、国によって目的が異なる。
ジェンダーもそう。
先進国のジェンダー観を途上国に求めるのも違う。
生きることが先決です。
同じ先進国同士でも、文化背景が違う。


日本と比べてどうか?
欧米諸国と比較して劣っている。
どうでもいい気がします。


男女に於いて機会均等で在るべきとは思うけど、結果として選んだライフスタイルを悪し様に非難するのは、なんか違う。
それを「選んのではなく選ばされた」とか言うのもアホ。
もっと女性を尊重すべきだって言う人が、個人の意思決定を尊重しないとか、ただの笑い話。


さっきのスピリチュアルな話もそうだけど、もっと理論武装したほうが良い。


いつも思う。
例えばワタシは、日本人である前に一人の人間。
男である前に一人の人間。
自身の属性に対してとやかく言うのは、ほどほどにしたほうが良い。
その属性以外の人を結果として攻撃してる訳で、コミュニティの分断ですよ。


まぁコミュニティ自体も属性ですけど。


自身のアイデンティティに大きく関わる以上、仕方のない事かも知れませんが。


筋トレの話から広げすぎた。