チャンス到来か?

イギリスで行われていたG7サミット。


その場で中国の一帯一路に対抗するインフラ投資を今後数年で数十兆円規模で進めると決められた。


すごい金額。


wikipediaから拝借した図に依ると、一帯一路の協力文書に署名した国は以下の国々。
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全部で100以上の国々が参加する一大経済圏だ。
インフラ整備で基盤を作り、貿易の促進と資金の往来を目的としたものですが、実際にはインフラ整備を手段とした中国人労働者の輸出と割の良い公共投資
そして債務支払いの通貨として人民元を指定し、国際通貨の地位を狙うというもの。


参加国は多いけれど、インフラ整備の資金源となっているのがAIIB(アジアインフラ投資銀行)なので、インフラ整備の対象は自ずとアジア地域がメインとなる。


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この地図からも解りますが、一帯一路のゴールはドイツと言われていて、そこまでの東南アジア、南アジア、中東、東アフリカなんかが重要なエリア。
なのでG7で決定したインフラ整備の対象も、この地域になる可能性は高いと思う。
AIIB発足から7年目ですが、融資額としてはトータルで2兆円程度ですので、数年間で数十兆円(少なく見積もって10兆円)と言うのは、大きな金額というのが理解できる。


で、スリランカ


重点支援分野として挙げられたのが
(1)気候変動
(2)健康・医療保障
(3)デジタル技術
(4)ジェンダー平等
の4つ。


個人的にはジェンダー平等以外は必要かなと思うのですが、気になって調べてみたらジェンダーギャップ指数2021でスリランカは116位なんですね。
なんか実感と相違がありますね。
日本の順位(120位)にも違和感を感じるので、やっぱりこの指標はあんまり意味が無い気がします。


それは明日にでも書くとして。


大統領!!
チャンスですよってことです。