明けまして2022

明けましておめでとうございます。
あっという間に終わった2021でした。


去年のまとめを少し。
一年間で仕事をしたのは延べ8日間。
ええ、たったの、8日間です。


Daamの撮影が1月から毎月4月まで計5日。
Walawettuwaが11月に3日(内一日は撮影できず)。
8日で4万ルピーという驚くべき数字。
日本円で25000円ぐらいですか。
一ヶ月の酒代とタバコ代ぐらいは稼いだ感覚ですかね。
妻の給与も月2万ルピーと控えめですし、物価も一年前と比べて20%弱ほど上昇してますので、毎月の給与収支を考えるとマイナス。
それでもファイナンス会社に預けてある定期の年利が8%以上あるので、年間で考えればプラスですかね。
家もあるし車を持ってないのでなんとかなってる感じです。
物価が上がってるとは言っても、外国人目線で見ればまだまだ生活費は安いです(ただし田舎暮らしに限る)。


コロナの影響は受けましたね。
2月には濃厚接触者になり、11月には疑惑は残りますがコロナ陽性に。
それぞれ2週間の隔離。
州間移動の規制や外出禁止令も長いことやられました。
国内ではまだ移動制限が実施されていた8月には海外からの渡航が開放され、それに伴い観光客も入って来るようになりました。
8月には5000人ほどだったのが右肩上がりで増え続け12月のクリスマスシーズンで7万人を超えるレベルにまで回復して来ています。
それでも帰国後の隔離がある日本からは非常に限定的ですし、オミクロンが活発化している太客の中国からも少ない。
12月の7万人は、テロ前の3分の1ほど。
まだまだって事です。


スリランカは経済状況も、低調です。
2019年4月のテロ以降外貨収入の大きな柱である観光産業は大打撃を受けた。
それが回復に向かい始めた時にコロナ発生。
他国よりも半年以上先取りした形で経済危機が訪れていました。
コロナ蔓延でアパレル工場も閉鎖。
出稼ぎ労働者も帰国。
外貨を稼ぐ手段が紅茶のみとなった頃に、外貨不足から輸入制限。
それを誤魔化すため「世界初の農薬フリー、化学肥料フリーの国家になる」と宣言し、全ての化学肥料と農薬は輸入停止&使用禁止で農業は大打撃。
種代の元が取れない有り様で、耕作放棄地も出る始末。
一応は間違いを認めたのか、この宣言は撤回されることになったのですが、米は価格統制品目から外されてしまいました。
日本でも食文化を支える大豆を輸入に頼っている現状ですが、スリランカもレンズ豆、玉ねぎ、ミルクパウダー、唐辛子などの多くを輸入している。
一部、自作もしてましたが化学肥料禁止で打撃。
売価が上がれば農家さんは作付けを増やすというのが自然な状態ですが、その摂理を政府が邪魔した格好。


妻の給与が2万ルピーと書きましたが、これでは一ヶ月の生活費を賄うことは出来ない。
年明けからはトレーニング期間を終え本来の4万ルピーになるわけですが、例えば2021年11月の一ヶ月だけ見てもインフレ率は9.9%。
ルピー安で原油が値上がりしており、農機稼働費、食品加工費、食品輸送費すべてがコストアップ。
食料品は買い物に行くたびに値上げ値上げ。
バス代も上がり、カデーではミルクティーの販売を停止。
政治的混迷で食文化が破壊されている。


大きな話はとりあえずここまでとして、2022年やりたい事。
良くある「今年の目標」とか無いです。
ただの願望。
・一時帰国
 最後は2019年の5月。
 帰国するつもりだった2020年5月に合わせて買っていたAmazon商品が、放置されたままの状態。
 そろそろ引き取りたい。
・海外旅行
 Fアジアもそうですけど、タイ以外の国にも行きたい。
・サッカー
 身体を動かしたい。


こんな所でしょうか。
全部遊びですね。
良いんです、目標とかじゃないので。


と言うことで、今年も宜しくお願い申し上げます。