ホームカミング

昨日は結婚式と書きましたが、ホームカミングの間違いでした。


土曜日に結婚式をやって、今日はホームカミング。
ケゴールからすぐ近くだと聞いてましたが、結構な田舎ホテルでのパーティー


云いたくないですけど、相手方はCTBのバスドライバー。
出席者も、その友人関係が多く、向こうの親戚筋は極少数。


対してこちらからは親戚連中で大挙して参加しているので、ホームカミングの雰囲気は薄い。
今回は基本的には結婚式は花嫁側のオーガナイズで、ホームカミングは花婿側がするように決めたみたいですが、やるべき儀式はすっとばされ、無駄な待ち時間と食事のあとはダンスパーティーに突入。
正直、新郎側の友人が集まるパーティーに参加させてもらっていると、いった状況。




無駄で無益な時間は無事終了して、新郎の家に移動となっても問題発生。
そのホテルから新郎宅までは山を登って降りてまた登るという山道。
なのに、先導者もなし。
我々は電話で聞きながら移動するという、ひどい状況。


家についても花嫁を迎える儀式等は無く、ただの御宅訪問に成り下がるホームカミング。


花嫁に対してさほどの思い入れも無いというか、その一家に対しては良い印象が無かったので、この結婚に関してもどうでも良いと思っていたのですが、不思議と腹立たしさが募る。
彼女自身は中卒、まともな職歴もない、見た目もキレイとは言えない、という見るべきところの無い女の子(上からですんません)。
今まで幾つかの結婚話もまとまらず。
彼女自身、結婚に望みが持てなくなってきていた状況での、今回の縁。
「これを逃せば一生結婚できない」と思い詰めたのか、傍から見てると安物づかみに見える。


バスドライバーの旦那、山間部での生活、姑との二人暮らし、旦那の帰宅は週に一度。
バスの通っている道まで数キロの距離。
一番近い雑貨屋までも同じ。
病院はどこ?
仕事は?


花嫁に個人的な感情は持っていなかったが、これは可哀想。
言い方は悪いが、ココまで悪条件の花婿を選んだ、彼女の両親に対して怒りがこみ上げる。
いざ、相手側家族に引き渡す段階になって、「いままでお世話になりました」的な挨拶を花嫁がする。
そこで、両親大泣き。
相手方のことも考えず「こんな大変なとこに嫁ぐなんて・・・」と泣き崩れる有様。


鼻白むとはこの事。


聞いている話では、親の責任も果たさずに子育ては祖父母に任せきりだった。
いざ結婚話が持ち上がって、本人が乗り気だったにも関わらず、「もっといい条件の男が居る」とか「事故で片手が無いとか、恥ずかしい」なんて言って、破談させた。
その相手だって、自分の工房を持っている真鍮製品のビジネスオーナー。
仕事中に事故を起こして片手が無いけれど、日常生活に不便はない。
従業員を8人も抱えて、販売店も持っている。
しかもお互いの実家もバス一本で行ける距離。
さらに本人同士は乗り気。


そんな話を、つまらないメンツにこだわって破談させた。


で、最終的に選んだ相手が、これ?
で、言うに事欠いて「こんな大変なとこに嫁ぐなんて・・・」??


アホくさい話です。


まぁ、今後できることはこっちの本家の実家に呼び戻すってことぐらい。
そのアドバイスだけですね。
本家では、今回結婚した花嫁の叔父叔母がそれぞれ結婚せずに生活している。
後を継ぐ誰かが居るわけでは無いので、そこに住まわせれば良いのだ。
「家や土地を貰うので、代わりに叔父叔母のの面倒を見なければならない」とでも言い訳すれば、あの不便すぎる田舎からは脱出できる。
花婿もこちらで仕事しているわけで、夫婦そろって生活できる。
姑は、まぁ向こうの親戚に見てもらえば良いでしょう。
実際、この結婚が成立するまでは、そうやって生活していたんだから。
そうなんです、不便だから実家には誰も住んでなかったんです。


で、花嫁が来るからということで、姑の面倒を花嫁に押し付けている感じがするんです。






長くなった。
とにかく、このままではあまりにも可哀想なので、対策を取れ!!と親戚に伝えます。


まぁ、本人の考えがどうなのか、そのうち判明するでしょう。
それからでも遅くない。