里芋の煮っ転がし

冷凍の里芋を使って煮っ転がしを作った。

里芋はスリランカにもあって何度か作ったけれど、エグ味が強烈なものが多くて食べられない時も。

あの喉や口が腫れ上がった感じになる経験をすると、また食べようという気持ちが遠のく。

シュウ酸カルシウムの結晶が針のようになるからみたいですけど、生育時に水の供給が少な目だとより強く生成されるとか。

スリランカでは、特にワタシの住んでいた地域では乾期に育つと危険性が高まるのかも知れない。

あとは強い日光も良くないとか。

それは避けようが無いので調理の過程で取り除くしかないのですが、確かシュウ酸カルシウムは不溶性。

なので水に晒しても効果は薄く、加熱で分解するはず。

なので何度か煮こぼしたりすれば良いのでしょうけど、ダメだったなぁ。

なんでかな。

そんなスリランカの里芋事情なので、最初は妻もおっかなびっくりで日本の里芋を食べてましたが、もちろん一度もエグ味のある里芋に当たったことは無く、今では喜んで食べてます。

あのねっとりした食感は他では得られませんし。

栽培技術に由来するのか品種改良によるのか分かりませんが、農家さんたちには感謝しかない。

サクラ

妻とサクラを見てきました。

距離としては二キロほどなので、駐車場の問題もあるし歩いて行くことに。

ワタシの地元では有名な桜の名所で、約 三百本のソメイヨシノが植えられている。

昔は無かった気がしますけど、垂れザクラも植わっていた。

満開とまでは言えませんが、個体の差異なのか植わっている場所の違いなのか満開のものも。

 

妻と一緒に桜の花を見るのは一つの願いだったので、今日はその願いが叶って嬉しい。

ほぼ満開に

外に出る用事があったのですが、道すがら目に入った桜がほぼ満開の様子。

生憎の雨模様なので花見という訳には行きませんでしたが、明日明後日は雨も降らないようですし、近所の名所まで歩くのも良いか。

 

我が家の庭にあるスモモの木は満開だった花が雨で落ちた。

サクランボの木は、随分前に花の時期は過ぎて実がなるのを待つばかり。

そして山桜。

こちらはソメイヨシノよりも遅れて花を咲かせますが、昨日の段階で幾つかの蕾がピンク色に色づいて来ていた。

去年、妻に写真を送った記憶があるので、妻が来日する前の事。

妻が日本に来たのは5月15日。

もうすぐ一年です。

早いもんです。

 

※確認したら、去年は四月五日に満開の様子を写真に撮って送ってました。

 

ノビル

漢字だと野蒜ですね。

日本中どこにでも生育してる。

昨日採ってきたモノは、群生しているとこから無造作に引き抜いた奴だったので細いのが多く、食べられるサイズのものは4つほどしか無かった。

湯がいて酢味噌をかけて食べました。

細いのは庭に植えた。

 

まだまだ沢山生えてたので、今日は大きなものを選んで抜いて来ようと、再度出掛ける。

ドブ川と呼ぶ用水路の土手。

片側は整備されておらず歩けないほど草が茂っている。

そっちを探せば色々と見つかる気もしますが、ノビルはある程度人の手が入った場所のほうが生育環境としては適当。

草が茂っていると日当たりが悪くて生えづらいのかも知れない。

家から300mほどで土手に辿り着く。

野草の採取に向いた場所はそこから400mほどの区間

ノビルがあれば太いのを選んで抜く。

端から歩いて、終わりまで着いたら折り返す。

その往復で大きな鱗茎の付いたノビルが30本ほど収穫できた。

野草は採りすぎないのが大切。

 

ただ、去年の秋に近所の公園で銀杏を拾いましたが、それと同じで誰も見向きもしないよう。

かなり立派なサイズのノビルが採れたし、誰かが手を付けた気配は皆無。

ワタシ個人としてはライバルが居ないのは有り難いですけど、昨今の自然志向とかアウトドア、キャンプブームは、やはり大半はある程度整備された場所での綺麗で清潔なレジャーという位置づけなのかなと感じる。

 

夏にキャンプ場が併設されているダム湖にドライブに行きましたが、あの混雑ぶりはちょっと予想外。

一つのテントに割り当てられたスペースなんて六畳とか八畳ぐらいじゃないです?

その間隔で他のグループが居て、リラックス出来るのかという素朴な疑問。

非日常を味わうのが目的であれば、それで良いのかもですが。

 

キャンプって改めて考えると、金持ちの道楽とか都会人の遊びとか、そうゆうことですよね。

便利な日常から不便な非日常に、わざわざお金を使って楽しみに行くんですから。

くりーむしちゅーの有田が、昔ラジオで言ってました。

お金を払って山の上までリフトで登ってスキーで滑って降りてくる。

降りてくるなら、わざわざ登らないで最初から下に居ろ。

理解できないと。

まぁこれはネタなんで本心では無いにしろ、始めるのに出費が多く必要なレジャーやスポーツは、景気が悪くなると廃れる傾向にあるなぁと思った。

スキーがまさそう。

キャンプはどうなるでしょうか。

 

それはそれとして、季節感を取り入れて非日常というか特別感も得られるのが野草採取だと思う。

採取自体が楽しいし、ただで美味しいものが手に入るし、良いことずくめ。

近所にそういった場所があるのかって話にはなるけれど、そういった意味ではワタシは運が良い。

 

で、採ってきたノビルは三分の一ずつ使って、生のまま刻んでミソ漬け、湯がいて醤油漬け、湯がいてシーフードミックスと混ぜてヌタにした。

 

夏前までは旬の時期と言って良いので、またしばらくしたら収穫に行こう。

妻とつくし採り

日本らしいというか、日本の田舎での風物詩というか。

せっかく日本に住んでいるので、妻にはそういったものを体験して欲しいと思っている。

つくし採りも、その一つには数えて良いのではと思う。

歩いてすぐの公園に桜を見に行こうと妻を誘う。

三分咲きと言ったところでしょうか。

まだ少し早かったな。

この公園は二日前に母親とつくし採りに来た場所の目と鼻。

用意周到なワタシは、ビニール袋持参。

妻と二人でつくし採り。

二日前には気付かなかったのですが、クレソンやノビルも生えてた。

スコップが無いと掘れないので一度家に帰って再度収穫に。

クレソンもノビルも庭で栽培しようと思う。

苔の移植

外から帰って来た時に玄関を開けようとすると目に入る場所にチューリップが咲いた。

母親が球根を植えていたので、楽しみにしていた。

曰く

「目に入るところに花が咲いていると綺麗で嬉しい」と。

 

しかしワタシには気になる事がある。

そのチューリップを視界にいれる時に、枯れて茶色くなってしまった苔も同時に見えてしまうことです。

 

母親が適当に庭の隅から寄せ集めて来たのですが、全く定着せず。

固くなった土の上に置いただけでは、ね。

 

と言うことで予定に無かった作業開始。

 

茶色い苔を剥がし、土をほぐして取り除く。

無駄に土を入れすぎて高くなっていたので、これでは水捌けが良すぎて苔は定着しづらい。

栄養の豊富な土に入れ替えて、日陰になる庭から苔を回収して移植。

踏み固めたら水をまいて終了。

簡単に書きましたが、一日がかりの作業でした。

ビールでも飲もう。

 

つくし採り

母親と買い物に行った帰りに、数日前に母親がつくしを採った場所とは別のとこに寄ってみた。

子どものころによく行っていたドブ川の土手です。

ドブと言うほどには汚くも無いのですが、子供の頃からそう呼んでいるので致し方ない。

 

なかなか見つからず、生えて無いのかと諦めかけた頃に一本発見。

 

すると近くにもう一本。

 

枯れ草をどけて見たら、たんまり生えてた。

 

食べごろのものを両手に一杯ほど収穫して帰宅。

袴を取り除くのが面倒ですが、今しか食べられない春の味覚ですから我慢。

 

妻の休みの日にまた来よう。