漢字だと野蒜ですね。
日本中どこにでも生育してる。
昨日採ってきたモノは、群生しているとこから無造作に引き抜いた奴だったので細いのが多く、食べられるサイズのものは4つほどしか無かった。
湯がいて酢味噌をかけて食べました。
細いのは庭に植えた。
まだまだ沢山生えてたので、今日は大きなものを選んで抜いて来ようと、再度出掛ける。
ドブ川と呼ぶ用水路の土手。
片側は整備されておらず歩けないほど草が茂っている。
そっちを探せば色々と見つかる気もしますが、ノビルはある程度人の手が入った場所のほうが生育環境としては適当。
草が茂っていると日当たりが悪くて生えづらいのかも知れない。
家から300mほどで土手に辿り着く。
野草の採取に向いた場所はそこから400mほどの区間。
ノビルがあれば太いのを選んで抜く。
端から歩いて、終わりまで着いたら折り返す。
その往復で大きな鱗茎の付いたノビルが30本ほど収穫できた。
野草は採りすぎないのが大切。
ただ、去年の秋に近所の公園で銀杏を拾いましたが、それと同じで誰も見向きもしないよう。
かなり立派なサイズのノビルが採れたし、誰かが手を付けた気配は皆無。
ワタシ個人としてはライバルが居ないのは有り難いですけど、昨今の自然志向とかアウトドア、キャンプブームは、やはり大半はある程度整備された場所での綺麗で清潔なレジャーという位置づけなのかなと感じる。
夏にキャンプ場が併設されているダム湖にドライブに行きましたが、あの混雑ぶりはちょっと予想外。
一つのテントに割り当てられたスペースなんて六畳とか八畳ぐらいじゃないです?
その間隔で他のグループが居て、リラックス出来るのかという素朴な疑問。
非日常を味わうのが目的であれば、それで良いのかもですが。
キャンプって改めて考えると、金持ちの道楽とか都会人の遊びとか、そうゆうことですよね。
便利な日常から不便な非日常に、わざわざお金を使って楽しみに行くんですから。
くりーむしちゅーの有田が、昔ラジオで言ってました。
お金を払って山の上までリフトで登ってスキーで滑って降りてくる。
降りてくるなら、わざわざ登らないで最初から下に居ろ。
理解できないと。
まぁこれはネタなんで本心では無いにしろ、始めるのに出費が多く必要なレジャーやスポーツは、景気が悪くなると廃れる傾向にあるなぁと思った。
スキーがまさそう。
キャンプはどうなるでしょうか。
それはそれとして、季節感を取り入れて非日常というか特別感も得られるのが野草採取だと思う。
採取自体が楽しいし、ただで美味しいものが手に入るし、良いことずくめ。
近所にそういった場所があるのかって話にはなるけれど、そういった意味ではワタシは運が良い。
で、採ってきたノビルは三分の一ずつ使って、生のまま刻んでミソ漬け、湯がいて醤油漬け、湯がいてシーフードミックスと混ぜてヌタにした。
夏前までは旬の時期と言って良いので、またしばらくしたら収穫に行こう。