冷凍の里芋を使って煮っ転がしを作った。
里芋はスリランカにもあって何度か作ったけれど、エグ味が強烈なものが多くて食べられない時も。
あの喉や口が腫れ上がった感じになる経験をすると、また食べようという気持ちが遠のく。
シュウ酸カルシウムの結晶が針のようになるからみたいですけど、生育時に水の供給が少な目だとより強く生成されるとか。
スリランカでは、特にワタシの住んでいた地域では乾期に育つと危険性が高まるのかも知れない。
あとは強い日光も良くないとか。
それは避けようが無いので調理の過程で取り除くしかないのですが、確かシュウ酸カルシウムは不溶性。
なので水に晒しても効果は薄く、加熱で分解するはず。
なので何度か煮こぼしたりすれば良いのでしょうけど、ダメだったなぁ。
なんでかな。
そんなスリランカの里芋事情なので、最初は妻もおっかなびっくりで日本の里芋を食べてましたが、もちろん一度もエグ味のある里芋に当たったことは無く、今では喜んで食べてます。
あのねっとりした食感は他では得られませんし。
栽培技術に由来するのか品種改良によるのか分かりませんが、農家さんたちには感謝しかない。