バス内での心理

本日は、ACバスではなくノーマルバスでコロンボへ。


トリプルシートの通路側に運良く座れたのだが、
右の2つに座っている御夫婦は、体格が良くていらっしゃるので、
ワタクシの左半身が通路にはみ出てしまうという、
嬉しくない状況。


そこにどんどん客が乗車してくる。
前からとてもキレイなお嬢さんがやって来た。
自分のすぐ横にやって来たお嬢さん。
両手に荷物を持っているので、その荷物を受け取り、
自分が預かる。
まぁ、コレはスリランカでは良くある風景ですな。


そしてさらに乗客が増加。
自分のすぐ横にいたお嬢さんも、乗客の波に押されて
ズルズルと押しやられ、自分の斜め後ろに位置取る格好に。


さらにさらに乗客は増え、すし詰め状態。
すると我が左後頭部にポヨヨ〜ん、ポヨヨ〜んという、
妙にエロちっくな感触が・・・。


ワタクシ紳士ですので、そこは礼儀正しく頭の位置をずらし、
そのエロちっくな感触から逃れることにした訳です。
ですが、どこにずらしても、そのポヨヨ〜んから逃げることが出来ず、
諦めて自分からは動かないという対応をしたわけです。


さすれば、お嬢さんの側からなんとか身体をずらし、対応してくるだろうと、
そう、踏んだわけです。


結果は、ポヨヨ〜んの波状攻撃。
ポヨヨ〜ん、ポヨヨ〜ん、ムギュッ、、、ポヨヨ〜ん。


ワタクシ紳士ですので、目を閉じたわけです。
無心になることで、お嬢さんから心の距離を取ろうと・・・。


無心に数字を数える。
1、、、2、、、3、、、、、、、。




しかし、その抵抗をあざ笑うかのように、ポヨヨ〜ん、ポヨヨ〜ん。
駄目だ、数字を数えろ!!




1ポヨ、2ポヨ、3ポヨ・・・。




!!


違〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜う!!



もう一回だ。




1、、、2、、、3、、、、、、、4ポヨ、、、、






どれぐらい数えただろうか・・・。




500ポヨ、、、、?


ワタクシ紳士ですので、そのあたりの事実は記憶から消さなければと考え、
はっきりと覚えては居ないのですが、
そのパイオツがお嬢さんが、下車していった。


アリガトウ。


そのお嬢さんは、荷物を預っていた自分に対して、
その美しい言葉を残して去っていった。


コチラこそ、アリガトウ。


心の底から、そう思った。






相変わらず多数の乗客。








そして、相変わらずのポヨヨ〜ん・・・。


!!


えっ??



なぜだ!!


あの甘美なるパイオツはお嬢さんは、下車したのに・・・。



ワタクシ紳士ですので、速攻で振り返り、事実確認をしたわけです。






オバちゃんでした。
そして、お腹でした。