ハンバントタ港

中国が資金を援助して建築した、スリランカ南部の港です。


14億ドルと言われている資金の85%を中国が援助したけれど、借款ですので返さねばならない。
けれど、後背地に工場や消費地を持たないハンバントタ港は利用が進まず、結果として返済も目処が立たない。


ということで、港の運営権を中国に明け渡し、借金の棒引きを狙ったのが結構前の話。


それがやっと合意に至ったとのこと。
色々な意見があるけれど、どうせ活用してない港なのだから、中国に運営権を渡したところで影響はないと思う。
元々、作る必要が無かったと言えば、それまでですが。
次善の策としては、有効かと。


軍港化することを恐れて、軍事利用の禁止を盛り込んだ。
当初は港敷地の警備を中国が担うとされており、植民地化だとの批判が巻き起こり、結局それも撤回されてスリランカが担うこととなった。


中国に都合の良い検疫とか税関とか、、、。
いえ、思っただけです。