一括で公務員採用の窓口になっていたAGオフィス(アシスタントガバメント=町役場)から、仮採用先である農水省に所属の移った妻。
その中で、環境関係の部署に配属されて土壌流出対応の局に居るよう。
3年ほど土砂災害のプロジェクトに従事していたワタシに付き合って、色々と現場も周ったし、全くのゼロからでは無い妻は、多少のアドバンテージがあるかも。
このまま本採用に繋がれば良いのですけど。
で、さすが農水省勤務。
試験農場などで栽培した野菜を、格安で手に入れる事が出来るらしい。
職場にリクエストシートのようなものがあり、その日の収穫野菜から希望するものを選択すると、準備しておいてくれるとか。
オーガニックのピカピカな野菜を格安で。
最高。
明日からコロンボに行くワタシの為に、今日は白菜、インゲン、人参、きゅうりを調達して来てくれた。
朝採れですからね、もの凄く新鮮。
比較的、野菜の新鮮なキールズ(スーパーマーケット)でも、収穫、集荷、配送で店頭に陳列される頃には数日が経過している。
これは日本でも似たような感じ。
店頭に並ぶまで、普通なら一泊2日ってなもんでしょうか。
葉物なんかはすぐに予冷(収穫物を一度低温にする作業)に掛けたほうが鮮度が長持ちすると言うこともあったりするので、近場で採れても産地が遠くても、店頭に並ぶのに差がなかったりすることもある。
遠くだと保冷車で予冷を掛けながら配送できるけど、近場だとわざわざ別に時間を割く必要があるのでね。
玉ねぎやじゃがいもなんかだと風乾という作業も必要。
収穫したての根菜は表面が濡れている。
これをそのまま流通や保管に掛けると、いわゆる密な状態でいつまでも乾かず、呼吸ができない。
野菜たちもまだ生きているので、呼吸するんです(スピリチュアルとかじゃなくてね)。
濡れてればカビの原因にもなるし。
という感じで根菜類は、長期保存の為には風乾は必須。
一般的には、野菜で『鮮度』と言う場合には葉物に関してのみ語られるのは、こういった理由から。
うちでは、義母も妻も冷蔵庫なんか使ってなかったので、我が家で冷蔵庫を使いだしてからは、なんでもかんでも冷蔵庫に入れておけば鮮度が維持されると思ってる。
で、詰め込みすぎて先入れ先出しも出来なくなるし、根菜類や豆類も、ドアの開け締めで表面が結露して傷むのが早くなる。
口酸っぱく「根菜類や豆類は冷蔵庫に入れる必要は無いし、表面が乾いてないと傷むよ」とは言っているのですが、冷蔵庫信仰はなかなか崩せない。
話が飛びましたけど、とにかく今後は新鮮な野菜が手頃に入手出来るのはアリガタイ。