まずはコチラ(去年の11月19日の記事)を御一読下さい。
読んだ?
ということで、一年が経過してまた誕生日がやって来た。
少し前から、
「何かほしい物あったら教えてよ」
と言ってはいたが、普段はイタズラっ子なのに、こうゆう時ははにかんで教えてくれない。
お母さんに探りを入れると、
「ありがとう。でも私たちにも欲しい物は言わないのよ」
との事。
小さい、しかも女の子へのプレゼントというのはなかなか難しい。
それどころか
「19日はこの娘の誕生日で、18日は私の誕生日なの」
と、前日がお母さんの誕生日という追加情報も入ってきてしまった。
どうしましょ。
一年前には8歳の誕生日と書いたが、実際は今回が8歳の誕生日。
シンハラ語で7は「ハタ」。
8は「アタ」。
う〜ん聞き取りづらい。
悩んで色々と相談した結果、本人とお母さんの両方を満足させるプレゼントとして、文房具という案が出た。
ちょっと値の張る文房具なら子供も喜ぶし、勉強の道具ならお母さんに対しても筋が通る。
で、コロンボのデパートで物色。
悩んで悩んで決めたのは「ラメ入りペン6色セット(勉強に使えるシロモノかどうかは疑問)」。
一本200円ほどの、スリランカでは考えられない高級ペンだ。
ラッピングしてもらったら、なんと昨日のニローシャへのプレゼントより高くなった。
向こうはノリタケ。
こっちは文房具だよ・・・。
今日の午前中、事務所でラッピングの手直しをしていた。
同期の隊員に
「6色セットのペンなんだけど、どうかな?喜んでくれるかな?」
と話を振ると
「完全に親バカだよね」
いいんだよ。
来年には俺達も居なくなっちゃうしね。
で、プレゼント。
そして写真撮影。
去年と同じ並びで撮りました。
一年前はお母さんの肩にも届いていなかった身長が、
今年はお父さんの肩に並ぶ勢い。
何故だか涙が出そうです。