フィルム・フェスティバル

FaceBookで紹介した責任もあるので、一応行って来ました。


ここ数日の雨と風で会場のバナー広告もヨレヨレ。
なんだか寂しい会場周辺です。


なんの案内も無いのですが、
以前に、大使館の文化交流事業でヨサコイを見たホールに向かう。
結果、正解だったのだけれど、
これではきまぐれで訪れた人はたどり着けないな。
矢印の一つも無い。



会場はこんな感じです。
まぁ、こんなもんですね。
なんせ告知がバナー広告一枚。
しかも、今は全学で絶賛ストライキ中のため、学生もまばら。
この会場の5割はスタッフと関係者と見た。
そして残りの4割はスタッフの知り合い。
純粋に客としてきたのは、ほんの一握りだろうな。
日本人客は俺一人だったし。


それはそうと、とりあえずはプログラムの紹介。
本日は「ロック 〜わんこの島〜」
明日は「がんばっぺフラガール」「カルテット」の二本立て。


「ロック〜」を見ましたが、なかなかいい映画でした。
ランカ人の携帯着信音に悩まされましたが・・・。
で、明日の「フラガール」を見ようかなとも考えたのですが、
どうも、俺の見たいフラガールでは無いらしい。


「がんばっぺフラガール


震災関連のドキュメンタリーらしい。
そうか・・・。


で、さらに「カルテット」。
これも撮影地の浦和市が例の震災で被災し、
それでもなお撮影ボランティアが復興に努力しながら
地域一体で撮影に全面協力したという逸話がある。
スタッフロールに震災の映像が挿入されているとか。


そして「ロック 〜わんこの島〜」。
これは2000年の三宅島噴火に関する実話を元に作られた映画。




今回の映画、三本ともどこかに災害の匂いがする。
日本とスリランカの国交樹立60周年記年の映画祭です。


なんか、もったいない気がした。


もう少し他に無いのかな?


別に震災復興を否定する気は毛頭ないし、
日本の現状を伝えることも悪くない。
でも、この三本をすべて見た場合、なんだか根底に流れる不安感。
日本て、なんだか怖い国って思っちゃうよ、きっと。


「ロック」に関して言えば、とても美しい話しだし、
家族の絆や動物との心のつながりを描いていて、感動する話だ。
でも、どこかに暗い影みたいのがある。
他の二本は見てないので分からないけれど、大丈夫?


完全に明るい、希望にあふれる映画とか、
時代物とか、アニメとかさぁ。
子供も来るんだし。


しかし、だ。
なんにせよ、日本の大使館が関わっている事業に、
日本人が居ないというのも哀しい話。
「がんばっペ〜」には間に合わないけれど、「カルテット」は
まだ間に合います。


さぁ、みんな!!
今すぐ(俺の代わりに)行こう!!