お見舞いの予定が

昨日、前の職場に行ったという話をした。
というのも、同僚の一人、ディサーナーヤカという男が、
バイクで転倒して足を骨折したと聞いたからだ。


今は自宅療養中なのだが、そのニュースを知らずに居たので、
お見舞いに行きたいと相談しに行ったのだ。


で、「明日行くから、三時頃にオフィスに来て」とみんなに言われた。


なので、三時前にオフィスに来た。


ゲートは閉ざされ、一人も居ない。
・・・?


一緒に行く予定だった同僚に電話をする。
数回の呼び出し音の後、酔っ払ったディサーナーヤカが出る。
・・・?
どうやら、酒が飲みたくて仕方のなかったディサーナーヤカと
もちろん同じく飲みたかった同僚たちが、俺を待ちきれずに
昼から行ってドンチャン騒ぎを繰り広げているらしい。
駄目だこりゃ。
また、別の日に行く事にして電話を切る。


途方に暮れた俺をラールが発見。
ポケットが不自然に膨らんでいる。
アラックだ。
お前ら、まだ三時だぞ・・・。


仕方ないので?ラールと飲む。


ラールの娘が結婚したのは三ヶ月前。
当初は寂しさの中にも嬉しさみたいなものがあったのか、
よく結婚した娘の話をしくれたラールだったが、
最近は全くその話をしようとしない。
ちょっとつついてみたところ、出るわ出るわ・・・娘婿への不満の数々。


ビジネスをしているというが平日に家にいる。
結婚式に200人も招待して、その費用25万ルピーをラールに支払わせる。
片道五時間もかかる有名なお寺に結婚のお祈りを捧げに行く。
その車代金、2万5千ルピー。
そのお参りに同行する友人50人分のバスチャーター代金、2万5千ルピー。
豪華なウェディング衣装、3万ルピー。
ビデオとカメラの撮影代金、2万ルピー。


なんだか餃子の王将のCMみたいになってきたけど、
その他もろもろ総額で40万ルピーぐらいの出費だったらしい。
年収二年分に近いね。
俺の時は10万ルピーもかかってない気がするけど。



ビジネスやってるなら、少しずつ返済させればいいじゃん!!
というと、
仮にも義理の息子に、そんな事は言い辛いと・・・。


貴金属まで銀行に預けてお金を工面していると聞いて、なんだか痛々しい。
まぁ、飲めよ。
今日は奢るから。


娘は凄くいい子で、無邪気な感じなんだけど、
婿はチャラ男っぽいんだよね。
なんだか、バランスが悪くて見ていられない感じ。


まぁ、その、頑張れラール。