粉ミルク

なんだか嫌なニュース。


ニュージーランド産の粉ミルクが
ボツリヌス菌によって汚染されているとの報道。
ボツリヌス菌なら乳幼児以外はあまり気にすることないと思うが、
ボツリヌス菌によって生成されたボツリヌス毒素が混入しているとしたら、
ちょっと厄介。
ボツリヌス毒素は100℃2分ほどの加熱で活性を失うというけれど、
スープや煮込み料理じゃなけりゃ、そんな使い方しないしなぁ。


でも一方で、汚染が発覚したのは濃縮されたホエーたんぱく質とのこと。
これの用途って、それこそ幅広くて、
乳幼児用のミルク、ヨーグルト、お菓子、ドリンクなど多種多様。
しかし、スリランカで最も利用されている粉ミルクというのは、
ミルクティー用の100%フルクリームの粉ミルク。
なので、製造工程としては濾過、殺菌、濃縮、噴霧乾燥のみかな。
成分調整しないので、濃縮ホエーなんかは使用されない。
なのにスリランカの人は過剰に反応する。


オフィスに買い置きされた粉ミルクも破棄されて、
スリランカ国内産の粉ミルクに変更されました。


情報丸呑みで自分で考えない悪い癖です。