カデーのおばちゃん

カデーというのはシンハラ語で、雑貨屋とか小さな店といった感じでしょうか?


我が家がいつも利用する地元の雑貨屋タイプのカデー。そこのおばちゃんの子宮に腫瘍らしきものがあるとか無いとか。日に日に大きくなってきており、気にはしつつも放置していたらしいのですが、いよいよ気になって病院に行くと直径5センチほどの大きさ。びっくりして手術を決意するも、その医者が問題有りで、忙しくて年明けにならないと手術できないと言ったらしい。
自分の状態を知って驚いたのちの落胆で、非常に気落ちしていたおばちゃん。我々の家に相談しに来た。というのも他界した義理の父の弟がスリランカでも有名な産婦人科医でして、それを頼って来たのだ。
相談を受けると、うちの奥さんは
「じゃぁ一緒に叔父のところに行こう。無理なことは頼めないけれど、できることはします」と言った。


で、今日一緒に病院に行ったらしいのですが、叔父は診察するなり
「特に問題は無いけれど、気になって生活に支障が出るなら取り除いたほうが良い。
 来週の月曜に入院してもらって、水曜日には手術するようにしましょう」
とのこと。


おばさんは大喜び。このまま手術しなくても自然治癒するのではないかという感じだったらしい。


心配で心配で、仕事も気が乗らず食事も進まない。そんな最近の生活だったのが、
「もう心配ないわ!!今日からしっかり仕事もするわよ!!」
と言って、夕方以降も店を営業。


「病は気から」の見本みたいな出来事でした。