正月前の交通渋滞の中、コロンボ滞在中のウノ氏がキャンディの我が家まで来てくれました。
久しぶりの再会ですが、変わらずですね。
ただ鍼灸師の資格をとってパワーアップしているのは確か。
我が家のカレーを食べて貰ったあとで、針をやってもらいました。
人生初の鍼治療。
念入りな診察というか触診の後、サクッと刺された。
不思議なもんですね。
刺された感覚もありません。
髪の毛より細いという針ですので、そんなもんなのかもしれません。
しかし、場所とか深さでまったく感じが異なる。
最初は肩甲骨辺りで、奥に肺があるってことであまり深くは刺さなかったようなのですが、腰に刺してもらった時はズキューンと響いた。
右の腰に挿してもらったやつなんて、ジャリジャリと擦れる感じが少しずつ無くなっていくのも解った。
ふくらはぎに刺したのに、太腿が重く感じたりなんとも不思議なひと時でした。
終わったあとで体全体が暖かくなったのが感じられたし、なんだか身体がスッキリした。
ウノ氏、やりますな。
今日中にコロンボに帰るというウノ氏を連れて、近所のデーワーレ(寺院)とネッリガラという山の上に建設中のお寺に案内した。
ネッリガラは車がないと行けないので、私も初めてです。
何が見えるというわけでは無いのですが、見晴らしが良くて早朝とか夕方に来たらもっと綺麗だろうな。
そしてグッドシェッドのバススタンドまで送って、お別れ。
次は私が日本に行った時ですかね。
帰り際、メディカルセンターに寄りました。
検査結果を受け取って家で確認。
ネットの情報を頼りに、いわゆる標準値と比較。
うーむ。
芳しくないですね。
症状で言うと、乏精子症および静止無力症という事になるのでしょうか。
なんか酷い名前だよね。
とにかく、量が少なく単位量あたりの精子数も少なく、活発な精子も少ない。
ただ奇形は標準より少ないようだ。
正常な状態を日本とすると、人口も少なく、人口密度も低く、多少のんびり屋。
つまりスリランカです。
長く居すぎたか。
精子までスリランカ化するとは。
これだと、体外受精とまでは行かなくても人工授精に頼ることになるのかもしれない。
永遠の恋人である右手で採取して、洗浄後、細長いチューブで子宮に届けるのです。
精子と卵子の出会いを手伝ってもらうと言うことですね。
基本的には牛の人工授精と一緒です。
妻には不快な思いをさせることになる。
申し訳ないけれど、我慢してもらうしか無い。
その前にもしかしたら精索静脈瘤の手術をするかも。
これに付いてはまた書きます。