謹賀新年

毎日のように出掛けているので、今日ぐらいは家で過ごしたいと思い何処にも行かずです。


スリランカの新年はちょっと変わっている。
ホロスコープ的なやつで時間が決められて、本日の13:24に旧年が終了し、19:48に新年が開始されます。
それまでの六時間二十四分はどこにも属さない時間となります。
その時間をPunya Kalayaと言って、あらゆる作業から距離をおいて何もせずに居ることが良いとされています。
仕事もせず、食事の準備もせず、もちろん飲食もしない。
ただし、お寺に行ったりするには良い時間だとされているので、通常はお寺に行くのですが、今日は何処にも行かないと決め込んでしまったので、物凄く暇です。


20:06にかまどへの火入れ及びココナッツミルクの吹きこぼし、その後キリバット(ミルクライス)を作って食い始めするのが20:54。


お腹すきました。





正月の話はコレぐらいにして、私のタマキンの話。


思えば彼には辛い思いをさせてきた。
小学生の頃にはゲームの罰ゲームと称して、友人同士お互いのタマキンへのデコピンが常態化し、飛び上がるほどの苦痛を体験させた。
グァテマラ時代には馬から落ちて、下半身に馬のボディスラムを食らった。
これにより彼の体積は三倍ほどに膨れ上がり、綺麗なタマゴ型だったフォルムは歪な姿へと形を変えた。
彼の盟友とも言える竿の部分も海綿体部分断裂という深手を負い、私のアダ名は『チンポ』と相成った。
ヒゲモジャ先生に勃起時の状態を確認したいと言われて、エレクトさせたぶつを晒すという精神的虐待も受けた。
その際には非常に繊細な手つきで血管の一つ一つを触診され、仕事とは言えドクターも辛いだろうなと激痛の中で「他者への思いやり」という事にも開眼した。


その後、シコリという形で海綿体部分断裂の名残りを残すことになったのですが、それだけ。
特に問題なく性行為も出来たし、もちろん排尿行為にも問題は無かった。
先生からは、「まぁ2つの内一個残っていれば子作りには問題ないし、今回に限って言えば形は変わったけれど機能的には2つとも問題ないと思うよ」という優しい言葉を掛けて頂いた。


それが2000年の出来事。
しかし、ここ数年で気付いたことがある。
ダメージを受けた左のタマキン。
ぶら下がっているその付け根に、シコリのようなモノがあるってこと。
あんまり入念に触ることもないので「前から有ったっけ?」ぐらいにしか考えていなかったのですが、これが精索静脈瘤だったのです。
(つづく)