シンハラ語で『教授』と言う意味です。
タイランドアッカーと結婚した『ヒーラルワー(還俗者)』ですね。
実際には『マハーチャーラヤ』ではなく、「レクチャー」ですが。
先日、私の妻が彼に電話した。
タイランドアッカーがちょっかいを出してくるのでね。
この話はすでに書いてます。
で、その続き。
お坊さんだった時代があるため、またパーリ語を学んでいるためでしょう。
お寺さんとの繋がりは少なからずあるようで、タイランドアッカーと出会った時も、我が地元のお寺に住み込みしていた。
そんな状況だったことも我々は知っているので、妻が今回の問題に関してお坊さんに相談に行った。
もちろん『マハーチャーラヤ』が口汚く罵った録音データを手にして。
良いのか悪いのか、何かの集まりで地元のおば様方が数人いらしたようだ。
そこで、いきさつを説明し「マハーチャーラヤの教える美しいパーリ語を聞かせてあげる」と言って、録音データを披露したらしい。
お坊さん激オコ。
録音データの中で私の妻を「売春婦」と罵る箇所があるのですが、そこでは皆一様に渋い顔。
そしてお坊さんの口から出た言葉に妻は驚く。
「『売春婦』なんて汚い言葉であなたを罵って、許せない
あいつがお坊さんだった時や、ここに住まわせてやっていた時も
その『売春婦』を買いにコロンボに行ってたのは自分じゃないか!!」
え?
そうなの?
思わず聞き返した妻。
どうやら、お寺の中では誰もが知ることだったようです。
近所で野菜を売っているおば様も
「ここの家の人(実家に住む義母の妹、借金No.4)は、
私がお寺の掃除を頻繁にすることに何故か文句を言ってきてた。
そのたびに『お坊さんと何かあるのか?』とはしたない言葉をかけてきてた。
でも、結局(元)お坊さんと何かあった(結婚した)のは、
自分のとこの姪っ子(タイランドアッカー)じゃないの」
と。
そうかそうか。
色々と合点の行く話だ。
昔、私の妻がマハーチャーラヤに用事があって電話したことがある。
彼らは結婚した後も住む場所がなく、我が家に住んでたこともあったらしい。
妻の父親が亡くなった後ね。
するとマハーチャーラヤは、なぜか公衆電話から掛けなおしてきた。
で、言うには「なんだ、お前か!! 二度と電話してくるな!!」って怒ったらしい。
少なくとも一時期は一つ屋根の下に住んでいた、しかも家主の娘だよ。
ポカーンだよね。
そんなことをする理由は、なにか後ろ暗いことがあるからに違いないと思ってはいたが、そうかそうか。
タイランドアッカーが、マハーチャーラヤを怒らせることをこれほど嫌がるのも、浮気相手なりの影が感じられて「何かあれば自分は捨てられるかもしれない」と思っているからかもしれない。
マハーチャーラヤがタイに行っていたのも留学ではなく、お坊さんたちの巡業ツアーをガイドするツアーガイドとして働いていたことも判明。
妻であるタイランドアッカーががついて行った理由も「一人にしたら、、、」という不安があったからでしょう。
旦那だけならお寺に住むことも可能だったろうに、彼女が同伴したことで部屋を借りることになる。
それじゃぁ、お金も貯まらないよね。
一時帰国したタイランドアッカーは「旦那が服を買ってくれない」と言って、義母の妹にデニムを買ってくれと頼んだという話があったとも、今日妻から聞いた。
ん?
スリランカのデニムとかタイで買い付けしてるんだよ?
タイのほうがかなり安いんだよ?
それを買ってもらえないからと、スリランカで購入してもらい、それをタイで履くって、何かの冗談ですか?
結婚するとき、お坊さんたちは「彼がヒーラルワーであることは敢えて伝えなかった」らしい。
そんなことは当人同士で話し合えば良いことですから、当然といえば当然。
しかし、後にその事実を知った新婦側(義母の親族)は「なんで言ってくれなかったのか」と、お坊さんたちを逆恨みして罵ったことがあるらしい。
お坊さんも頭に来たんでしょうね。
義母親族や近所の人が集まった集会で、その話をしたらしい。
なので、親族も近所の人も、この話は知っている。
当然、この話は義母親族間では禁句ですが。
まぁ、なんにせよ良いネタが入ったね。
そして妻は攻勢に出る。
ヒーラルワーこと『マハーチャーラヤ』にSMSを送った。
『あなたがどういった人間なのか、あなたの妻に伝えます』と。
これだけなら良いことなのか悪いことなのか、その伝える内容は判らない。
受け取った本人次第。
そういう意味では良いカマの掛け方。
タイランドアッカーからすぐに電話が来ましたよ。
いままで聞いたことも無いような汚い言葉で泣き叫んで、我が妻を罵ってました。
ただ残念なのは、言っていることの半分ほどは音が割れてて聞き取れない。
義母にも、義母がお世話になっている家の主人にも、同様の電話。
泣き叫ぶほど嫌なら、ちょっかい出してくんなよ。
元ネタを知らないけれど『撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ』という言葉があるように、自分自身を安全な場所に置いて他人を攻撃したり不快感を与えたりするのは、ちょっと考えが甘いよね。
それ相応のリスクを抱え込む覚悟が無いのであれば、関わってくるな。
『義母一族の借金』
そろそろアニメ化の話が来ても良いのでは無いかと思っている。
プライバシーを守るため、義母一族という『鬼』を退治する設定にして、時代も日本の大正時代とかにすればイケるんじゃない?