タマキン

つづき


精索静脈瘤とは何か?


睾丸上部の静脈がミミズ腫れ状に肥大する事を指す。
原因は色々とあるようなのですが、そのあたりの細かい話は置いておいて、男性の15-20%に認められる症状らしい。
静脈内の逆流防止弁の異常によって引き起こされる場合、血流を阻害するため、体温よりも2-3℃低く保たれることを理想とする睾丸廻りの温度が下がらず、精子生産に異常を来たす。


男性不妊症の四割が精索静脈瘤だという研究報告がされたこともあり、不妊の大きな要因と考えられている。
早期のステージではサプリメントなどで改善する事も多いそうですが、触診せずに見た目で判断できるほどに進行している場合は、瘤の部分を取り除き、血管の端部を繋げる外科的切除をするのが一般的らしい。


産婦人科医の叔父に相談したところ、まずは精子の状態をチェックした後にするべきことを考えようと言われ、先日の検査を遂行した。
状態が良ければ自然妊娠を推し進める。
悪い場合は、精索静脈瘤の状態に応じてサプリか手術か。
その後の状態改善によって再度自然妊娠か、人工授精か体外受精か。


無精子症だったら養子を取るのか。


幸いにも精子の存在は確認された。
さらに、体外受精を選択するほどの状況では無いと思う。
いずれにしろ叔父の判断を仰ぐ必要がある。


精索静脈瘤も私の自己診断ですし。




どちらにしろクリニックに予約を入れます。
叔父の家で診てもらうことも可能ですが、超音波診断とか出来ないですしクリニックに行きます。
さらに言うと、同じ人間に診てもらうにしても、自宅で診てもらうのとクリニックで診てもらうのでは心の持ちようが変わってくる。
自宅という私的空間で知人にポコチン及びタマキンを晒すのと、クリニックというまさにタマキンを出すべき場所で診てもらうのとでは、私の恥ずかしさが段違い。
自宅では肝っ玉の小ささを表すような私の小さなタマキンも、さらに萎縮するというもの。
あ、タマキンが小さくなるのも精索静脈瘤の症状の一つです。


ホント、タマキンには辛い思いばかりさせている。
申し訳ない。
すべてが終わったら、充分に労ってやろう。
いい匂いのオイルでも塗りこんで優しくマッサージでもしてやれば喜んでくれることでしょう。



あ、忘れてました。
あけましておめでとうございます。


こんなタマキン四方山話のあとにいうことでは無いかもしれませんが、ことしもどうぞ宜しくお願い致します。
みなさんの1年がより良いものと成りますように。