大物の逮捕

どうやら大物が逮捕されたようですね。


前大統領の弟であるBasil Rajapaksa前経済開発省大臣です。


FCID(Financial Crimes Investigation Division)の権限においての逮捕らしいです。
容疑はマータラの土地取得に関する不正とかなんとか。


これが別件逮捕で本命を捜査するための入り口にすぎないのか、それともお茶を濁すための小さな勲章なのか。
真相解明できれば良いのですが、どうでしょうか。


そう言えば世界を騒がている『パナマ文書』。
スリランカ人の名前も65人分ほど載っていたようでして、そのうちの53人がスリランカの住所と結び付けられたようです。
そこには前大統領に関わる名前は載っていなかったようです。
それに関して、「彼の名前が記載されていない事自体が信じられない」というのが一部のランカ人の意見。
さらに一部は、「関係のない名前で登記したに決まっている」と言う。
もちろん「ほら見ろ、彼は無実なんだ」というのも有る。


最近の増税増税で、前の大統領のほうが良かったという声も聞こえてきているスリランカ
「政治活動や経済活動はクリーンになったかもしれないが、
 そのせいで経済状況は停滞している」
という。


確かにね。
色々と手続きを厳格化したことで、クリーンにはなったのでしょう。
そのお陰で手続きのステップが増えてしまうのは考えもの。
ステップが増えるというのは、最終的には不正の温床になる。
手続きの簡略化こそが不正を減らすために必要なことだ。
それに、「クリーンだけど儲けがない」なんて、アホらしい。


だれもビジネスしないよ、そんな状況じゃ。


原油価格が安くなったから一息ついているだけで、別に他国と比較して価格競争力が上がったわけではない。
スリランカ、まだまだ正念場が続きます。


まぁ、日本が単純労働の外国人労働者受け入れを開始すれば、出稼ぎの選択肢が増えるので、スリランカにとっては吉。
そういった手段で外貨を稼いで、凌いでいくのがスリランカ流です。


明日は仕事なのですが、休みをとってキャンディに帰ります。
そろそろタマキンのサプリが切れてしまうので、補充しないとならないのです。
近所の薬局で探しまわったのですが、結局見つからずなので、最初に購入した薬局まで行くしか無い。
こんな事なら、最初から3ヶ月分買っておけば良かったと反省。


クリヤピティヤに出張して、そのまま帰ります。
いつもとは道を変えて、クリヤピティヤからランブッカーナ、ハタラリヤッダ、ポッタピティヤ経由で帰ります。
よく分からないと思うけど、ようするに国道一号線を通らずに、最短距離で帰るのです。
どうなりますか。


では。