スリランカの大学で待遇改善などのストライキが頻発するようになって久しいし、全く変化は感じられないけれど、基礎教育部門での制度改革には近々に着手するようだ。
曰く、「21世紀という時代に沿った制度の導入」ということのようです。
具体的な内容は明らかにされていませんが、大学入学までに13年間の教育課程を終了するシステムになり、各生徒にはタブレットを配布し、英語教育にも力を入れると。
スリランカはアジアの中では英語が通じる国だと思います。
しかし、「スリランカは英語がみんなしゃべれるよ」という半可通な人々の言葉は鵜呑みに出来ない。
やっぱり外国人として接することの出来るスリランカ人は、それなりに教育を受けている人が多いからね。
スリランカの国全体としては微妙だと思います。
外貨の獲得の大きな部分を占める出稼ぎ労働。
そこでも英語が最低限できないと参加できない。
中には居るわけですよ。
英語が出来ないので、選考で落とされる人たちも。
それは、国としては外貨の獲得という意味で機会損失になるわけです。
イギリスの影響力の凄さを感じずにはいられない。
彼の国の最大の輸出物品は、まぎれもなく英語なんです。