日本語の練習

今日は日本語の練習をしました。


私の、では無いですよ。
妻のです。
まぁ、私の日本語会話能力も相当なレベルまで低下していますが、この際それは無視。


二ヶ月か三ヶ月か、それぐらい前から日本語教室に通っている妻。
週二回で、一回二時間かな。


で、今のレベルとしては、数字はかなり言えるようになった。
限定的なシチュエーションであれば片言の会話もできる。


前から思っていたけれど、私の妻はあんまり耳が良くない。
純粋に耳が聞こえにくいという問題もありますが、音の違いとか、トーンの違いが聞き取れていない気がする。
内戦時、仏歯寺テロに近場で遭遇して、数分間耳が聞こえなくなるほどの衝撃波を受けたと言っていたので、その後遺症かもしれない。


まぁ、それは置いておいて。
今現在、練習しているのは例えばこんな感じの受け答え。
Q「たんじょうび は いつですか?」
A「わたしの たんじょうび は ・・・ です」
Q「にほんには いつ いきましたか?」
A「にほんには ・・・ に いきました」


こんな感じ。


で、やっぱり日本語の難しいところは助数詞。
日、個、本、台、匹などなど。
日本人だって明確に使いこなせている人は少ない。
シンハラ語だと生物と無生物の区分けしかないから、この点は非常に楽。


日本語の場合、それにプラスして数詞との組み合わせで語形が変化するのがやっかい。
一分・二分・三分・四分・五分・六分・七分・八分・九分・十分
これを正確に使い分けるのは至難の業。
あと、一日・二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日
「四」の読みを覚えて、時間の読み方で「よんふん」を覚えて、日付けで「よっか」。
これは厳しい。


1999年9月9日だって、
「せん きゅう ひゃく きゅう じゅう きゅう ねん」までは問題ないのに、
「く がつ」で、いきなり別の言い方になるし、
「ここのか」なんて、突拍子もないよね。


これ以外にも色々書いたんですけど、長くなりすぎたし、話があっちゃこっちゃ飛ぶので消しました。

出遅れた

「令和」になりましたね、昨日。


スリランカでもニュースに取り上げられてました。


まぁ、「令和」になったから何か・・・ってことは特に無いですね。





しかし、4/30はオーブンでチキンレッグを焼いた。
これにはパーティー的要素があると言えばある、気がする。
そして、5/1にはチーズケーキを焼いた。
これもケーキってところにお祝い要素が感じられない事もない、かもしれない。


チキンレッグもチーズケーキも美味しかったです。
クリームチーズが見切り処分で半額になってたので思わず買ってしまい、せっかくなんでチーズケーキでも作るかって感じの流れです。


今日は昼にフォー的なものを作った。






気づきました?




そう、暇なんです。

SNS遮断の功罪

4/30日、SNSが開放された。


スリランカ人の投稿がフィードに出て来るようになったことで、確認できた。


鎮魂、哀悼などに並んで、ムスリムとの対立を煽るような投稿も出てきた。


こうゆう物がすぐさま投稿され、それに多数の「いいね」が付くというのがスリランカという国です。
「世界の四大宗教が共存し、比較的穏やかな国民性」と評される事のあるスリランカ
見方を換えると「各宗教が牽制し合い、プロフェッショナル意識に欠け、怠惰」となる気がする。


民族ごとや宗教ごとに細かいセグメントに分かれているスリランカは、確かにそれぞれが共存関係にある。
例えば鶏肉なんかも
「シンハラ人の仏教徒が鶏の生産を担い、
 ムーア人ムスリムが屠殺し、
 タミル人のクリスチャンが販売する」なんてこともある。
平和な世の中であれば、ね。
経済的な不均衡が目立ち始めれば、これも即座に問題視され、「ハラル認証制度のせいで鶏肉価格が不当に吊り上げられている」なんて事をシンハラ人が言い出す。
平和な時代ですらこんな調子なんだから、何かしらのストレスが掛かれば、すぐに表面化する。
そう、表面化するんです。
つまり、普段は見せないようにしているだけで、対立意識は常に存在しているんです。


政府はSNSへの接続を制限していた。
これに対して「人権意識に欠ける」という人たちが居るけれど、私は良い判断だったと思っている。
表現の自由」を謳うなら、同時にモラル意識の水準も高めねばならない。
浅はかなヘイト投稿をしているのが、そこらに居る普通の女の子だったりする。
でも、一般人が世界と繋がれる現代のネットワーク社会では、その投稿はISISがジハードを呼びかける投稿と大差ない。


対立意識を表に出さずに済むぐらいに落ち着くまで、つまり、まだまだSNS遮断を継続しても良かったのにと思っている。

キャンディに帰ってきました

オフィスに寄って、キャンディの家に帰ってきました。


バンダーラウェラの町なかは、普段であれば鬼のように停まっている道路両側の路駐車両もほとんど無く、道行く人も少なかったように思います。
途中の検問を想定していましたが、一箇所もありませんでした。
ヌワラエリヤの街に入る所と出る所では、申し訳程度にバリケードが作ってありましたが、それだけ。


ピリマタラーワの街は、相変わらずの路上駐車の嵐。


かねてから思っていましたが、この街を管轄するカドゥガンナーワ警察が無能だという事が、改めて証明されました。




家に帰ってくると、妻が耳打ちしてきた。
「家にあったサーベルは埋めたし、射撃のターゲットは燃やしたよ」と。
サーベルというのは、我が家に昔からあった軍刀ですね。
刃渡り80cmほどの、切れない軍刀
もはや骨董品の類ですけど、警察に見つかればお咎めがあるかもしれない。
射撃のターゲットというのは、2018年の2月に行ったパタヤで射撃体験をしたのだけれど、そこで貰った「射撃の的」の事だね。
妻曰く、「テロリストとしてトレーニングしていたと思われても面倒だし」とのこと。


「うん、そうだね」と言っておいた。


ただのお遊びだけど、あらぬ因縁をつけられても困るし、良く気づいてくれたなと思います。

スリランカ同時多発爆破事件 続報10

今日は特に大きな進展もアクシデントも無かったように思います。


まずは、大統領は新たな大統領令を発布し、身元を確認できないような顔を覆い隠す衣類を禁止する事としました。
ブルガを名指ししているわけではありませんが、対象は明らかですね。


数日前にある国会議員が、外国の治安部隊を国内に入れることに反対していましたが、どうもインドに要請するみたいですね。
National Security Guard (NSG)という警備と調査を専門とする部隊のようです。


また治安当局は、自爆テロ犯の背後にいるメンバーが更なるテロを計画していると発表した。
レプリカ(もしくは横流し)の軍服を用いて軍隊を偽装し、バンと爆撃機を使用したテロを計画しているとの事。
爆撃機
いや、どこから飛ばすの?
海外から?
それ、テロを飛び越して戦争だし、そこまでしてスリランカを爆撃する理由は無い。
だとしたら、国内から離陸するの?
そんなものすら見つけ出せないの?
仮にこれがドローンの事を指してるならまだ理解できるんだけど、ドローンならドローンって書くだろうし・・・。
よく解かりません。


ということで、今日は大きな問題も進展も無かったので、明日はキャンディの家に戻ろうかなと考えています。
一度オフィスに寄ってから帰るのですが、スタートがドライバーさんしだいという部分があるので、あまりに遅くなりそうなら明後日かな?
あんまりメーデーに動きたくないし、そうなると5/2かも。

スリランカ同時多発爆破事件 続報9

日本は昨日からゴールデンウィークなんですね。


引き続き今日もスリランカの状況を。


カルムナイで自爆死した犯行グループ三人に対して、ISの広報部はメンバーであると認める発言。
また銃撃戦と自爆に対して「三人は銃撃戦で銃弾を使い果たした後に自爆した」と語った。


指名手配で写真が公開されていた6人のうち(一人は写真違うけど)二人を逮捕。
写真で言うと左上と真ん中上の兄弟二人。
で、見つかったのがナワラピティヤ・・・・。


私たちの現場の一つですね。
これをどう解釈して良いものか。
現場の一つから危険因子が除去されたと喜んでいいのか。
はたまた、現場の一つがテロリストたちと繋がりのある地域だったと怖がっていいのか。


あと、キャンディの私の家から15キロほどに位置するダウラガラで、モスクに手製の爆弾を6個隠し持っていたとして男を逮捕。
このモスクはNTJ(National Thowheed Jamaath)の管轄下にあったそうです。


これも怖い。
最早ご近所ですよ。


最近になってわかってきたのは、家の近くの犬が何匹も行方不明になっているという事実。
我が家もそうです。
これって、番犬を連れ去って、この地域に出入りしやすくするための下準備だったんじゃないか?と思ってしまう。
我が家の目の前には、この地域を管轄する病院もありますし、標的としては手頃感がある気がしますし。


21日にデマタゴダで爆発した住宅から、評価額で3000万ルピーを超える宝石が見つかった。
その他、1500万ルピーの現金と50万ルピー程度の外国債券も発見された。
この外国債券が、どういった種類なのかは報道されていないので解かりませんが、背後のつながりを調べるための有益な情報源になりそうですね。


昨日報道にあった、銃撃戦後に一般の家屋に侵入して自爆したとされるカルムナイの事件。
この件で救助された女性と女児が、テロ首謀者の妻と子供だと判明。
一般の家屋と思われていたのは、テロリストたちのアジトだったという事のようだ。


疑わしい人物の逮捕拘禁が続いてますし、武器・弾薬・爆発物なんかも押収されている。
治安は回復しつつあると考えていいのでしょうか?
明日の様子を見て、問題ないようなら明後日にでもキャンディの家に帰ろうかなと思っています。

スリランカ同時多発爆破事件 続報8

引き続き、事件の続報。

昨日の銃撃戦で、子供6人を含む15人が死亡。
民家に侵入した自爆テロ犯によって、一家は巻き添えを食ったとのこと。
巻き添えになった一般人が何名なのかは、不明。
今朝になって、火傷を負ったが奇跡的に救出された子供の映像が、ニュースで一日中流れていました。


昨日辞任したと伝えられた警察トップは、辞任を保留している事が解かった。
スリランカ憲法では警察庁長官を罷免できるのは国会承認によってのみとの事。


11:00頃
ウェラワッタの駅近くで1キロのC-4爆薬を所持していたとして、三人の容疑者が逮捕された。
この逮捕劇。
逮捕したのは海軍の兵隊さん。
スリランカ三軍全てで今回の事態に対応してるようですね。
C-4爆薬というのは、いわゆるプラスティック爆弾。
火をつけても爆発せずに燃えるだけという、携帯性保管性に優れた軍用爆薬で、起爆するには雷管が必要。
逆に言うと、雷管が無ければただの固形燃料。
爆薬自体の入手経路と、雷管の有無が気になります。


アメリカ政府も、スリランカ渡航予定の人に、その是非を考え直すようにとの声明を出しました。


元大統領の弟であるGotabaya Rajapaksaが、次の大統領選挙に出馬する意向であると伝えられた。
元々は陸軍に所属する軍人であったが、退役後にアメリカに移住。
その後、兄が大統領選挙に出馬するタイミングで帰国し、選挙キャンペーンのお手伝い。
当選した兄によって国防大臣に任命された。
その任期の間に戦争が終結したわけだけれど、降伏したLTTEのメンバーを射殺するように命令したとか、不都合な証言をするなと将軍を脅したとか、戦時犯罪を追及されている人物でもあります。
あと、ジャーナリストの殺害指示疑惑、軍用品の横流し、ロサンゼルス領事館の私物化とかも。
そんなこんながありまして、内戦後の戦時犯罪を追及する世論から身をかわすためなのか、スリランカ軍の諜報部隊は解散させられました。
臭いものには蓋をするという感じ。
拷問とかもやってたらしいからね。
それを、今になって「あの諜報機関が存在していれば、今回の事件に対抗する準備も出来ていたはず」とか言ってます。
正直、大統領になるような人間性では無いというのが、私の考え。
戦争犯罪アメリカに逮捕されるかもしれないような人で良いの?


All Ceylon Jammiyathul Ulama (ACJU)の議長は、今年の一月には今回のテロに関与したThe National Thowheeth Jamaath (NTJ)の指導者の情報を国防長官に伝えたと声明を発表。
これが事実であれば、国防省は4月4日からさらに遡って1月の段階でテロに関する情報を受け取っていた事になる。


UNPに所属するコロンボ市議会議員が、昨日のスレーブアイランドでの刀剣押収に関連して逮捕された。
えーっと、UNP大丈夫?




今日に至って、スリランカに滞在する日本人の中にも、会社からの指示で緊急帰国をする人たちが出てきました。
私のところも現地の協力会社さんは一部稼動してますが、私は21日に一時帰国からスリランカに戻ってくるのを中止した職人さんたちが来ないため開店休業状態です。
外にも出れませんし、起きて御飯食べて筋トレしてネットしてギターの練習しての毎日です。
ちなみに今日の歩数は、21時現在で419歩。


5/4に職人さんたちの再赴任を考えていましたが、この感じだと再延期でしょうね。
私も様子を見つつ、行けるようならキャンディに帰ろうと思っています。