スリランカ同時多発爆破事件 続報9

日本は昨日からゴールデンウィークなんですね。


引き続き今日もスリランカの状況を。


カルムナイで自爆死した犯行グループ三人に対して、ISの広報部はメンバーであると認める発言。
また銃撃戦と自爆に対して「三人は銃撃戦で銃弾を使い果たした後に自爆した」と語った。


指名手配で写真が公開されていた6人のうち(一人は写真違うけど)二人を逮捕。
写真で言うと左上と真ん中上の兄弟二人。
で、見つかったのがナワラピティヤ・・・・。


私たちの現場の一つですね。
これをどう解釈して良いものか。
現場の一つから危険因子が除去されたと喜んでいいのか。
はたまた、現場の一つがテロリストたちと繋がりのある地域だったと怖がっていいのか。


あと、キャンディの私の家から15キロほどに位置するダウラガラで、モスクに手製の爆弾を6個隠し持っていたとして男を逮捕。
このモスクはNTJ(National Thowheed Jamaath)の管轄下にあったそうです。


これも怖い。
最早ご近所ですよ。


最近になってわかってきたのは、家の近くの犬が何匹も行方不明になっているという事実。
我が家もそうです。
これって、番犬を連れ去って、この地域に出入りしやすくするための下準備だったんじゃないか?と思ってしまう。
我が家の目の前には、この地域を管轄する病院もありますし、標的としては手頃感がある気がしますし。


21日にデマタゴダで爆発した住宅から、評価額で3000万ルピーを超える宝石が見つかった。
その他、1500万ルピーの現金と50万ルピー程度の外国債券も発見された。
この外国債券が、どういった種類なのかは報道されていないので解かりませんが、背後のつながりを調べるための有益な情報源になりそうですね。


昨日報道にあった、銃撃戦後に一般の家屋に侵入して自爆したとされるカルムナイの事件。
この件で救助された女性と女児が、テロ首謀者の妻と子供だと判明。
一般の家屋と思われていたのは、テロリストたちのアジトだったという事のようだ。


疑わしい人物の逮捕拘禁が続いてますし、武器・弾薬・爆発物なんかも押収されている。
治安は回復しつつあると考えていいのでしょうか?
明日の様子を見て、問題ないようなら明後日にでもキャンディの家に帰ろうかなと思っています。