4/21のテロ事件以降初めて、スリランカの経済成長率が発表になりました。
3.7％とのことです。
第一四半期分なので、テロの影響は反映されていません。
天候状態が良かったことで、農業分野の成長分が大きく寄与したとの発表でした。
次の四半期では大きな減速が予想されます。
そんな中、政府は新たな高速道路やその他道路の開発に対して650億ルピーの予算を配分するように求めて、国会に見積もりを提出しました。
2019年度の予算配分では1850億ルピーが割り当てられていましたが、最初の５ヶ月で使い切ってしまったとの事。
大丈夫ですかね？
横領とかされてませんか？
されてないとすれば、見積もりが甘すぎませんか？
昨日ですが、政府は非常事態宣言の延長を発表しました。
実生活には大きな影響は出ないと思いますが、逮捕状無しで被疑者を逮捕勾留できる状態にありますので、注意は必要ですね。
「安全な状態にある」と政府が発表している中での今回の延長は、ISISの動きが関連していると考えられます。
先日もキャンディで「潜在的な自爆テロ」の容疑者が逮捕されました。
また、イラクでのISISの勢力減退により、彼らの活動地域はインド洋周辺およびアジアにシフトしているとの事です。
以前はISISへの賛同者に対して、シリアもしくはイラクに馳せ参じるようにリクルート活動を行なっていましたが、いまでは居住地域に留まりつつ暴力的なジハード活動を行なうようにと要請しているとの事です。
