ウェサックやらポソンやら、
スリランカには仏教に関する祭りが幾つかある。
そのなかでもペラヘラは最大級の祭事。
そして、スリランカに於いてキャンディのペラヘラが最大。
ということで、この期間中の観光客は
宿泊先の確保に苦労する。
そして、ペラヘラを見ている間は動くことができず、
場所取りから祭り終了までの数時間をまんじりともせず過ごすわけだ。
となると、気分が悪くなったり、ぶっ倒れる人たちも
少なからず居る訳です。
そういった時に頼りになるのが赤十字。
キャンディ周辺の子供たちがボランティアで狩りだされ、
水や塩のタブレット、糖分補給の飴玉なんかを携えて、
雪山のセントバーナードよろしく、街中を徘徊しているのです。
その子供たちは昼間することがないので、
色々な自主活動をしているのだけれど、
その一つとして日本文化の紹介をして欲しいと
キャンディ在住女性隊員に依頼があった。
そして、俺もそのお手伝いに行ってきた。
歌や折り紙、日本クイズやら。
日本から来たボランティアと赤十字ボランティアとの
ささやかな交流でした。