本当は組み込みケースを購入し、取り外したPC内蔵のHDを突っ込むのだが、
懐事情が若干厳しい。
ということで手持ちの外付けHDDを開封分解して接続するという手段に出る。
作業終了後は、もう一度組み立てれば問題なし。
スリランカで撮影した写真や動画は別に保存してあったので、
サルベージするべきデータは音楽データと過去に作成した書類などがメイン。
PCにデータを移したCDは全部売ってしまって回復手段は他にないので、
これはなんとしても取り出さねばならない。
データ復旧ソフトを導入してサルベージにかかる。
拡張子を指定して修復し、新PCに移していく。
今回利用したソフトは優秀なのだが、難点が一つ。
データは救いだせるがファイル名が数字の羅列になってしまうこと。
数時間の作業の結果、データ復旧を諦めた。
いろいろ試したけれど、
CD300枚分の音楽データに名前を付けていく方法が無かった。
無駄にした時間と音楽データの量に呆然とする。
元気なパナソニックのPC。
ぶっ壊れてHDも取り外されたHPのPC。
分解されたHDD。
無理やり接続されている取り出されたHD。
そして眼の端に写りこんだNECのPC。
あれ?
たしか・・・。
そうだ。
HPのPCを買った時には前のPCから音楽データも移したはずだ。
ということは、まだデータ残ってるんじゃ?
いや、調子悪いからってフォーマットしたっけ?
あれ?
そもそも立ち上がるかどうかも怪しいし、とりあえず試してみるか。
ありがとうございます!!
データ、残ってました!!
ここ何年もCDなんて買ってないから、
過去に持っていた音楽データのほぼすべては再び我が手の中に!!!!
ということで、書類やらプレゼン資料やらはサルベージできなかったけれど、
メールの添付資料なんかとして痕跡が残っているかもしれないので、
地道に探すとして、
音楽データが復活したことは大きい。
小手先の技術や知識を勉強する良い機会ではあったが、
一番大事なのはバックアップするってことだね。
気をつけましょう。