会社登記(定款作成)

無事に企業名の仮登録ができたところで、
お次は、必要書類への記入と定款の作成。


日本の役所のように記入見本があったりとか、
そうゆうのは全く無いので、物凄く手探り状態。
何事も経験だということで、定款作成等も自分でやってみることに。
自分でやってもいいし専門家に頼んでもいいと言われたので。


あーでもないこーでもないとドラフトを作成し、
役所に見せに行きました。


そこで言われたのは
「おたくは外国人だから、活動制限される分野がある。
 なので、弁護士とかに頼んで作ってもらったほうが
 確実だし、オススメです」
だって。


んー、確かにそうなんだよな。
申請のフォーマットもあやふやだし、常に不安が付き纏う作業。
経験だと思って始めた作業に何ヶ月も掛かったりしたら
ちょっと無駄。
(まぁ、実際にはそれでも三ヶ月掛かったけど)


てことで、我が家でお付き合いのある弁護士さんに相談。
その弁護士さんと同じオフィスの人が商法の専門なので、
紹介してもらって、話をする。


結局のところ、申請には法的資格のある人のサインが必要らしく、
個人で定款を作っても、なかなか受理してもらえないらしい。
(なかなか、ってことは可能なのか?その辺り不明です)


この時点で仮登録から10日ほど経過していたし、
時間を無駄にしたくなかったので、
この弁護士さんにお願いすることにした。
ドラフトは作ってあるので、それに添って作成してもらい、
法律的な部分はお任せ。


こちらと弁護士さん。
弁護士さんと役所。
何度と無く連絡のやりとりをして定款の出来上がり。
9/30に、やっとこさ提出できました。
この申請には2万ルピーぐらい掛かります。


もう、この時点ですでに一ヶ月が経過してます。
キャンディの弁護士さんなので、
役所とのやりとりに時間がかかる。
その点は、頼んだこちらのミスかもしれません。
でも、全く知らない弁護士さんに頼むのも怖かったので、
これは仕方ないことです。


あとは審査を待つだけなのですが、これが厄介。
通過したかどうかの確認がネット上でできることになっているのですが、
更新作業が全くされておらず、結局は窓口に行って
確認するしか無い。


10月半ばに窓口へ行くと、書類を突き返されて、
不備があるからやり直しと言われた。
「外国人取締役を設置する場合、
 2007年発行の官報におけるActNo.---の・・・がナニヤラで、
 制限項目がコレコレで、アドレスはwww.ゴニョゴニョなので、
 従って、あなたの性癖は変態性向を示すと推察され、
 結果として、書類を追加で添付する必要があるので
 弁護士さんに頼んで下さい」
だってさ。


何を言っているのかさっぱりわからないし、
途中で私の個人的性癖に関しても言及されたりしているので(ウソ)
もう、頭のなかは?マークでいっぱい。


とりあえず、経験がどうだこうだと言っていたことは忘れて、
弁護士さんに丸投げ。
「なんかー書類がー足りなくてーおまけに変態らしくてー、
 チョ〜書類返却って感じ?」
と、弁護士に告げる。


そこから時間がさらに経過していくわけだけれど、
弁護士さんのお母様が体調を崩されて、作業が停滞したり、
弁護士さんの抱えている裁判で時間を奪われたり、
で、なかなか再申請ができず、結局手続きしたのが、
10月末。


長くなったので、とりあえず今日はここまで。
明日は登録番号を受け取ってからの手続きについて。