「この水がいいね」と君が言ったから、11月22日はワトゥラ(水)記念日

日曜日ですが作業が山積みなので、のんびりとは出来ない。
それでもいつもより遅く7時起床。


お茶を飲んで、早速作業にかかりたいところですが、近所で葬式が入ったので顔だけ見せに行く。
地元のスリーウィーラーのリーダー格。
彼のお父さんが癌で他界したのです。


一時間ほど挨拶や手伝いをして帰宅。




ここからはスピード命。
雨が降って作業ができなくなる前に、全てを終えねば。
雨降ってても作業できるけど、パイプ接続とかはやっぱり晴れてるうちにやりたい。


家の中の配管を先に仕上げる必要が有るので、まずはそこから。
エルボーやら継手やらが足りなかったので、近所のハードウェアショップに買い出し。
午前中で雨水タンクのリフトアップまで終了。


軽く食事をして、また再開。


メーターからのパイプ引き込みが、斜面での作業だったので意外に時間がかかった。
空が暗くなり始め、ポツポツと雨が降ってきた。
ラストスパートでタンクへの接続とタンクからの配管を終了させた途端に、図ったように大雨。
一時中断し、接着剤が固まるのを待つ。


雨が止んで、いよいよ注水テスト。


まずはタンクへの注水。
問題なし。
続いてタンクから屋内への導水。
問題なし。
さらにダイレクトラインのテスト。
破裂したり大量の水漏れが心配なので、一応蛇口を1つだけ開放しておく。
注水。
問題なし。
そして最終テストとして、全ての蛇口を閉じて耐圧テスト。


スポンッ!!


軽い音とともにシャワールームで水の溢れる音が・・・。


急いでバルブを閉めて水の供給を止める。


見に行くと、パイプが外れていた。


破裂とかではない。
接続部分を見てみると、接着剤が塗られた痕跡なし。
私の単純なミスだ。
仮接続をしただけで、固定するのを忘れていたようです。


接着剤を塗り、接続してしばし固着するのを待つ。


再度一箇所だけ蛇口を開けて、ダイレクトラインのバルブを開放する。
問題なし。


ここです。
ここが大事なんです。


蛇口を恐る恐る、ゆっくりと閉めていく。


キュッ!という音とともに全ての蛇口が閉じられた。
耳をすますが異音は聞こえてこない。






無事に配管できていることが証明された瞬間です。






家族三人、それぞれが無意味に蛇口の開け閉めを繰り返す。
その顔は、だらしなくニヤニヤ。





ありがとうございます。
水が来ました。
これで乾季の水汲みから開放されます(奥さんとお義母さんがね)。
飲水とか直接飲み込むものには井戸の水を使う予定です。
やっぱり飲み慣れた水と比較すると、カルキ臭が気になるので。
トイレには雨水。


水道を接続すると奥さんから聞いてから、三年と七ヶ月。
長い戦いでした。


奥さん、お疲れ様でした。